こんにちは、
秦野市渋沢駅南口の整体師
秦野カイロ治療院の市野貴則です。
震災から4ヶ月、
被災地から離れたこの秦野市でさえ、
震災のストレスからくる身体の異常を訴える人は
増える一方のように思えます。
僕の見ている患者さんに共通して言えることは
「被災者の方に申し訳なくて弱音を吐けない」と
強く思っている所にもあるのだと思います。
身体が痛くても、地震や原発問題が不安でも
「我慢しなくては!」
どんなに暑くても節電を
「頑張らなくては!」
新聞やテレビを観れば
被災地の人たちはあんなに頑張っている!
だから、「弱音なんて言えない。」
子育て真っ最中のママさんが
「私はボランティアに行っていないんです。
被災地があんなに大変なのに、私は何もしてないだけでなく、
自分の子供の内部被曝の心配をしているんです。
そんな自分が許せません。」と。
涙ながらに訴えてこられた時には
僕は胸が苦しくなりました。
だから、僕は言います。
大事なことはまず「自分の家族を守る」事だと。
子供を守ろうとする心は、親として、
生きるものとして、とても大事なことです。
まずは自分の家族を守る。
余力があればボランティアをする。
でも
悔しくても出来ない事があることを、あえて認めてほしいです。
それでも良いと思うのです。
何も出来ない事に罪悪感を感じる方が多すぎるように思います。
皆さん真面目で、周りを思いやり、とても良い方々ばかりです。
だからこそ悩んでしまうのでしょう。
自分の中に閉じ込めて、口に出せないのでいるのです。
だから、治療家としての僕が出来ること。
それは、患者さんの痛みを少しでも和らげること。
痛みは、身体からだけでなく、心からも起こるのです。
その痛みが少しだけでも休まり、
身体と心が安らぐキッカケになれるような整体を
目指して、これからもこの秦野の地で頑張り続けます。
そして今もなお被災されている皆さん、
そして復興に尽力されている方々が
一日でも早く、安心できる日が来るよう
心からお祈り申し上げます。
秦野市渋沢の整体・カイロプラクティック・骨盤矯正の秦野カイロ治療院
posted by 秦野の整体師 at 00:38|
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