2019年03月20日

オイルの抗炎症作用が効果的!?


不飽和脂肪酸といえば、
青魚やクルミ、亜麻仁油などのオメガ3(α-リノレン酸)
大豆油や紅花油などのオメガ6(リノール酸)
オリーブオイルで有名なオメガ9(オレイン酸)
に分類されますが、

大抵の場合、オメガ3が話題になることが多いのですが、
がん関連疲労にはオメガ6の摂取が有効だそうです左斜め下

【がん関連疲労には魚油より大豆油】

研究グループは、がん患者が経験する激しい疲労の軽減に
魚油が役立つかどうかを明らかにする目的で、
女性乳がんサバイバー80人を対象に
魚油(ω-3)と大豆油(ω-6)で比較した。

研究グループはまず、問診票などを用いて
乳がんサバイバーのがん関連疲労を評価し、
血液検査で炎症性タンパク質を測定した。

その後、
@魚油を多く含むサプリメント(6g/日)を服用する群
A魚油と大豆油を少量ずつ含むサプリメント(各3g/日)を服用する群
B大豆油を多く含むサプリメント(6g/日)を服用する群
−の3群に分け、6週間服用してもらった。

最重度の疲労で効果最大

服用前後でがん関連疲労を比べたところ、
疲労の軽減は3群全てで示されたが、
軽減が最も大きかったのは大豆油群で、
効果が最大だったのは試験開始時に
最も重度のがん関連疲労を報告していた女性であった。


とのコト。

※↑の引用させて頂いたリンク元の記事には
魚油と大豆油の異なる抗炎症作用の
違いについて説明されていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。



※オメガは大文字だと Ω 小文字は ωなので、
記事中のω-3はオメガ3のことです。

一般的に良いとされているω-3とω-6の割合は
ω-3が1に対してω-6が2〜4くらいなので、
魚油1に対して大豆油2〜4で考えれば良いかと。

何事もそうだけど、
足りていないものを補うように
バランス良く摂取するのが大切なので、
身体に良いとされているものであっても
偏ったり摂り過ぎには要注意。

特にがんと闘っている方は
身体もデリケートな状態になっているので
栄養の摂取も偏らないように慎重におこなうべき。

個人的には極端にバランスを崩さない為にも
栄養はサプリではなく食品からの方が良いと思うのですが、
服用している薬との相性の問題もあるので、
自分で決めないで医師に相談するのが一番ですね。

情報だけに振り回されず、
必ず医師の意見を参考にしながら
最善の道を選べるように頑張りましょうひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 23:15| 神奈川 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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