2018年10月03日

脳の活動チェックで早期診断が可能に!?


自閉スペクトラム症は生まれつきの脳機能障害ですが、
その診断方法が行動を観察するしかないので、
周囲の大人に気が付かれず理解されないだけでなく、

保護者も自分では確認できないので不安と悩みを
抱えたまま対応出来ずに就学を迎えてしまい、
周囲の子供と馴染めずにさらに悩みが深くなるという
悪循環に陥ることが多いそうですが、

機械による測定で診断が可能になれば、
保護者も納得しやすく早めの対処も可能になりますよね左斜め下

【自閉スペクトラム症の早期診断へ一歩
 不器用さに関わる脳の活動を利用】


研究グループは、幼児でも楽しく集中できるような
ボタン押しゲームを作成した。
犬が走りながら果物を獲得するゲームで、
果物が現れたらできるだけ早くボタンを押すというもの。

このゲームを、5〜7 歳の
自閉スペクトラム症の子ども14 人と
健康な子ども15 人にプレイしてもらい、
ボタンを押すときの脳活動を調べた。

脳活動の計測には、幼児用の脳磁計
(Magnetoencephalography; MEG)を使った。
脳の微弱磁場を頭皮上から
体に全く害のない方法で計測する装置で、
幼児の頭のサイズに合わせて開発されている。
MEGであれば、放射線を用いたりせず、
狭い空間に入る必要もない。

検討の結果、自閉スペクトラム症児は健康児に比べて、
視覚刺激からボタンを押すまでの反応時間が
160ミリ秒(1ミリ秒=1,000分の1秒)遅かった。

また、運動実行に対する脳のガンマ波の周波数が約6Hz 低く、
パワーも72.1%乏しかった。
さらに、反応時間と脳のガンマ波を利用すると、
86.2%の精度で自閉スペクトラム症の診断が可能であった。


とのコト。

※↑の引用させて頂いたリンク元の記事には
自閉スペクトラム症の特徴が説明されていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。



この先、測定による自閉スペクトラム症の診断が
当たり前のようにおこなわれるようになれば、
周囲の大人への理解も得られやすくなるだろうし、
小学校に入学する前に子供の性質に合わせた
特別な環境での適切な教育もしやすくなるはず。

なので保護者不安や子供のストレスを解消する為にも
出来るだけ早く、自閉スペクトラム症の一般的な
診断方法として利用されるようになることを願いますひらめき



ひどいギックリ腰の痛みを解消するなら
骨盤矯正の秦野カイロ治療院





posted by 秦野の整体師 at 23:39| 神奈川 ☁| Comment(0) | 妊娠、出産、育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。