脳に深刻なダメージを受けたとしても、
ある程度までは修復できるようになるかも
【植物状態の男性…脳への電気ショックで
15年ぶりに目覚める フランス】
この男性は2001年に遭った交通事故の影響で、
脳に深刻なダメージを受けて重度の昏睡状態に陥り、
いわゆる「植物状態」になった。
フランス・リヨンにある
マーク・ジャンヌロー認知科学研究所の
アンジェラ・シリグ氏らの研究チームは、
脳と内臓を結ぶ迷走神経に電気信号を送るために、
首の中の迷走神経の周囲に細い電極を埋め込み、
30秒間刺激を与えては5分間休息する治療を続けた。
電流の大きさは、最初は0.25ミリアンペアに始まり、
じょじょに設定数値を上げて、
最終的には1.5ミリアンペアになった。
迷走神経刺激療法は、てんかんや
うつ病などの患者の治療に使われていて、
植物状態の患者に試すのは世界で初めてだという。
刺激療法を始める前には、
一日中ほとんど目を閉じていたが、
開始直後からひんぱんに目を開けるようになり、
1カ月後には室内にいる人の姿を目で追うようになった。
また療法士の指示どおりに頭を反対側に傾けたり、
「笑って」などと頼むと、
左側の頬をあげるような反応を見せたという。
とのコト。
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興味のある方は是非ご覧になってください。
15年という長い年月をかけているので、
あまり実用的とは思えないですが、
迷走神経刺激療法の可能性と
脳の修復力の可能性の2つの意味でスゴい研究。
今後も迷走神経刺激療法はさまざまな
症状の患者に利用されていくのだろうけど、
脳の状態を活性化させるような
他の治療法と上手く組み合わせられれば、
今後もっと目覚ましい成果がみられるかも?
なんて期待してしまいます。
いつか脳の修復が可能になって
麻痺や記憶障害が改善出来るような所まで
医療が進んで行きますように
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