日本人なのに間違えて使っている日本語は
調べてみると意外と多いですよね(゚ω゚;)
【間違いやすい日本語「いやがおうにも」。正解は?】
「いやがおうにも」は、そもそも
「いやがおうでも」が正しい言い方。
漢字では「否が応でも」と書きます。
意味は、「なにがなんでも」です。
つまり「否(NG)でも、応(OK)でも」という感じ。
「有無を言わさず」と同義語です。
例
•先輩が行くと言ったのなら、否が応でも行かないとね。
•男だけの職場は厳しい。否が応でもタフになるわ。
•コンサートにまさかのゲスト登場で、
会場は否が応でも盛り上がった。
漢字にすると分かりやすいですよね。
ところが、話し言葉となると、
「いやがおうでも」と「いやがうえにも」が混同されます。
だいたい、日本語は意味が大きく違うのに
似ている言葉が多すぎる気がします(笑)
この言葉が使われている文献を検索しても、
間違って使われているものが出てくるくらいです。
では「いやがうえにも」はどう書くのでしょうか。
なんと「弥が上にも」です。びっくりでしょう?(笑)
「弥」は「ますます」という程度を表す漢字です。
そこから「なおその上に」という、強調の意味を持ちます。
例
•ヒット曲を連発したアーティストが
「命をかけた」と言う新作。弥が上にも期待は高まります。
•日本初上陸の専門店がいよいよ明日オープン。
ファンとしては弥が上にも盛り上がっています!
•テーブルに置かれたハンバーグ。見た目だけで美味しそうなのに、
ソースをかけたらジューッと!弥が上にも食欲が増しました。
この「弥が上にも」には、
「否(NG)でも、応(OK)でも」という意味はありません。
「ますます」という意味です。
とのコト。
※↑のリンク元の記事には「煮詰まる」と
「行き詰まる」についても書かれていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。
もうこれは漢字で表記するのを基本とするべき(笑)
そうすれば意味を間違えて使うコトは激減するはずだから
漢字表記への期待が否が応でも高まるのであります
日本語って発音が平易で混同しやすいけど、
漢字にすれば意味が分かり易いという特徴は、
自分の間違いを減らす為にも利用して行きたいな(^_^;)
言葉の誤用を減らす為に
もっと勉強しようっと
腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛
痛みを治すなら秦野カイロ!