水難事故で心肺停止している方を救助する場合、
現場に居合わせた発見者や同伴者(バイスタンダー)の方は
まず心臓マッサージによる心肺蘇生法(CPR)をするべきで、
AEDの使用は二の次のようです
【溺れた人には「AED」より「胸骨圧迫」
〜脳に障害を残さず生還が3倍もアップ】
アメリカでは1日に10人が溺死しているという。
今回の研究では、溺れて心停止が見られた908人を対象とし、
その時の処置と神経学的な予後の関係について検討した。
「心停止に至った人に対して、まず命が
助かってほしいと願うことは確かだ。しかし、
たとえ生存できたとしても植物状態になってしまったら、
良かったと考える人はほとんどいないだろう」とTobin氏。
そこで今回は、神経学的予後の良し悪しに基づいて
結果を分類することにしたという。
その結果、ただちにバイスタンダーから
胸骨圧迫を受けた溺水者は、脳機能が良好な状態で、
後遺症もなく退院できる可能性が3倍にもなることが判明した。
「現場に居合わせた人が救急車の到着前にCPRを開始した場合、
溺れた人が事故前とほぼ同じ生活に戻れる可能性が高まる」と
Tobin氏は結論づける。
しかし一方で、AED(自動体外式除細動器)による処置を受けた場合、
どういうわけか溺水者の予後は悪化するようだったという。
とのコト。
※↑のリンク元の記事には日本の水難事故の状況や
胸骨圧迫のやり方についても書かれていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。
とにかく心臓マッサージが優先
もちろん、そばにいる方に
救急車を呼んでもらったり、
AED手配をお願いしたりするのを
同時におこなうのですが、
優先すべきは心臓マッサージ
救急隊が到着するまで続けているコトが
とても大事なので呼吸や手足の動きがあるかを
2分おきに確認しながら続けるべき。
海やプールでは危険がつきもの。
どんな時も焦らずに行動出来るように
気を付けましょう
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