2017年06月04日

脳の為にも口内環境を整えよう


以前から歯周病がアルツハイマー病を悪化させるというコトは
マウスの実験でわかっていましたが、今回は悪化はもちろん、
アルツハイマー病を引き起こす原因の一つにもなるという記事左斜め下

【歯周病もアルツハイマー病の原因に!
 通常の10〜20倍もの排出される「酪酸」が「脳」を侵食】


研究チームは歯周病の原因菌(レッドコンプレックス)となる
P.g.菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)、
T.f.菌(タネレラ・フォーサイセンシス)、
T.d.菌(トレポネーマ・デンティコラ)などが生成する

「酪酸」が歯周細胞内に取り込まれると、
鉄分子(ヘム)、過酸化水素、遊離脂肪酸が過剰に産出されるため、
酸化ストレスによって歯周細胞が破壊されることに注目した。

さらに研究チームは、「酪酸」が動物の脳に
どのような影響を与えるのかを調べるために、
健康なラット3匹の歯肉に酪酸を注射。

6時間後に、記憶を司る「海馬」、
ホルモンの分泌に関わる「松果体」と「下垂体」、
さまざまな高度な活動を司る「大脳」、
運動機能を調整する「小脳」が受けた酸化ストレスを分析した。

その結果、「酪酸」を注射したラットは通常のラットに比べ、
鉄分子(ヘム)、過酸化水素、遊離脂肪酸の濃度が
全ての部位で平均35〜83%も上昇していた。

特に「海馬」での上昇率が最も高く、ヘムは平均79%、
過酸化水素は平均83%、遊離脂肪酸は平均81%、
アポトーシス(細胞死)を誘導する
タンパク質分解酵素のカスパーゼは平均87%も濃度が上昇。

さらに、アルツハイマー病の患者の
脳神経細胞内で物質輸送に関わる
タンパク質の「タウ」の量が平均42%も増加していた


とのコト。

※↑のリンク元の記事には歯周病と
アルツハイマー病についても書かれていますので
興味のある方は是非ご覧になってください。



専門用語が多いので詳細な部部は難しく感じますが、
研究の大筋である
「酪酸による酸化ストレスで歯周細胞が破壊されるのだから、
脳細胞も酪酸にさらされれば同じように破壊されている可能性が高い」
というのはシンプルで分かりやすいですよね。

歯茎の健康は脳の健康にも直接影響するというならば、
なおさら丁寧に口腔ケアをする必要があるということexclamation

口内環境を整える為にも、
優しく丁寧な歯磨きだけでなく、
アルカリ性食品を中心に良く噛んで食べ、
規則正しい生活を心掛けるように頑張りましょうひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 18:05| 神奈川 ☀| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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