まだ、ハエを使った実験の段階なので、
人間に当てはまるかどうかは分かりませんが、
個人的な意見としては、相当な影響を
受けているような気がしてなりません
【何を食べるかは腸内細菌が決めていた!?
体にいいか悪いか判断し脳に指令を出す】
(1)まず、実験動物のショウジョウバエを使って
必須アミノ酸が欠乏したエサを与えてみた。
必須アミノ酸は生命の維持に必要なアミノ酸のうち、
体内で合成することができず、
食べ物からとらなければいけないアミノ酸だ。
人間の場合は9種類あるが、ハエも数種類ある。
ハエがそのエサの中に必須アミノ酸が1種類でも
欠けていることを知らずに食べ続けると、繁殖力が衰えてしまう。
(2)すると、ハエはそのエサを食べることをやめ、
必須アミノ酸が十分にそろっているほかのエサを欲するようになった。
必須アミノ酸の種類をいろいろ変えて実験しても、
1種類だけ欠けると、そのエサに対する食欲を失った。
(3)次に野生の果実ハエを使って実験した。
果実ハエは5つの主要な腸内細菌を持っている。
その1つ1つの細菌を除去したりして、
それらがエサの選択に与える影響を調べた。
どの細菌が、どのエサの好みにつながっているか分析したのだ。
すると、2つの特定の種類の細菌が、
必須アミノ酸が欠乏したエサを見分けて、
食欲を失わせていることを突きとめた。
とのコト。
自分にとってはかなり衝撃の実験結果
何故かというと、腸内細菌によって
嗜好に変化が与えられているなら、
精神状態や性格への影響も
ほぼ確定的だと自分には思えるから。
1000種類以上といわれている人間の腸内細菌で
同様の実験をするのは非常に困難だと思われるので、
今後、一つ一つの細菌と精神に与える影響を
調べるのは難しいとは思いますが、
そのうちに楽天的な方に多い腸内細菌のパターンや、
社交的なパターン、消極的、神経質、好戦的、内向的、
大胆、冒険好き、孤独を好むなど、
さまざまな腸内細菌の分布の傾向と
性格との関連性が見つけられるかも
そしたら、精神疾患等に対するアプローチも
投薬だけでなく、腸内細菌の投与が加わり、
より効果的な治療が可能になるかも。
精神に与える影響だけでなく、
腸内細菌全般の今後の研究が楽しみデス
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ラベル:腸内細菌