2017年05月03日

2か月で体質改善できる!?


近い将来、舌下免疫療法よりも短期間で
気軽にスギ花粉の症状をやわらげることが
出来るようになりそうデス左斜め下

【スギ花粉症にカプセルを飲む免疫療法薬
 九州大学がヒョウタンから駒のアイデア】


開発した新しい治療法とは、
カプセルの中にスギ花粉症の原因となるスギ抗原を、
多糖体の一種ガラクトマンナンに包みこんで入れるというもの。

多糖体とは、単糖が数十〜数百と結合したものの総称で、
デンプン、食物繊維、寒天、水飴なども多糖体に入る。
そして、カプセルを飲んでもガラクトマンナンの外壁のおかげで
スギ抗原は胃では分解されず、腸まで運ばれ消化吸収される。

腸は体の中で最大の免疫系で、免疫細胞の6割以上が集まっている。
その腸の免疫力を生かし、スギ抗原に体を慣らし体質を改善、
アレルギー症状を治すという。

研究では、22〜65歳のスギ花粉症の患者53人を
次の2つのグループに分け、カプセル薬の効果を実験した。

(1)スギ抗原とガラクトマンナンを入れたカプセルを、
 スギ花粉が飛散する1か月前と飛散中の
 1か月の計2か月間毎日飲む26人。

(2)プラセボ(ニセ薬=標準的な治療薬)を入れた
 カプセルを同じく2か月間毎日飲む27人。

その結果、次のことがわかった。

(1)本物の薬を飲んだ人は、
 ニセ薬(標準的治療薬)を飲んだ人より、
 鼻や目の症状を改善する抗アレルギー薬の
 使用量が56.2%も減った。

(2)本物の薬を飲んだ人は、
 ニセ薬(標準的治療薬)を飲んだ人より、
 症状のひどさを示すスコアなどが27.8%低くなった。
 また、特に重い副作用も出なかった。


とのコト。

※↑のリンク先の記事には
今までカプセル療法が利用されなかった
理由についても書かれていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。



スギ花粉が飛散する1か月前から飛散中の1か月の
合計2か月間の間カプセルを服用するというのは、
通常の抗アレルギー薬を利用するのと変わりないので
特に負担を感じることなくチャレンジするコトが出来そうるんるん

それに同じ仕組みを利用して、
様々なアレルギーの改善にも
利用出来そうな所にさらに期待大グッド(上向き矢印)

2か月間ならプレッシャーも少なく、
続けるコトが出来る方も多いだろうから、
とにかく実用化が待ち遠しいですよね。

誰もが気軽に体質を改善できて
アレルギーの悩みから解放される日が
出来るだけ早く来ますようにひらめき



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ラベル:アレルギー
posted by 秦野の整体師 at 20:28| 神奈川 ☁| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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