気温は関係なく空気中に存在する
水蒸気量のみが関係するそうです
【今の時期、ウイルスが好む温度・湿度に要注意】
インフルエンザが流行る時期を考えると
低気温、低湿度の条件がウイルスの好む環境とも
いわれてきましたが、単純にそうとも限らないようなのです。
実は、熱帯や亜熱帯の国では雨季にインフルエンザが流行します。
ということは湿度が多くてもウイルスは存在しているということ。
そこで、ウイルスが好む環境として目安になるのが
「絶対湿度」といわれています。
対するのが「相対湿度」です。これらの違いは……
絶対湿度…気温に関係なく、空気中に含まれる水蒸気の分量を示したもの
相対湿度…その気温に対して含むことができる最大の水分量のうち、
どのくらいの水分が含まれているかを示したもの
例えば、気温30℃での湿度50%と気温15℃での湿度50%では、
空気中に含まれる水分量はまったく違います。
これが、天気予報で使われるのは相対湿度になります。
もともとウイルスは水分を含んでいる物質のため、
水分が少ない空気であればあるほど軽やかに浮き上がりやすくなり、
人間の生活に近いところを飛んでいるのです。
しかし、普通の家庭には
絶対湿度を計る機器などないのが一般的。
それでも、目安として室内温度18℃〜22℃、
湿度50%〜60%の状態が保てれば
インフルエンザ予防になるといわれています。
つまり、普通の温度計があれば
この数値を目標にするとよいのです。
ただ、最近の家庭で使われている暖房器具の多くは
エアコンや電気ストーブなど水蒸気を
まったく発生させないものが主流になっています。
火災などの心配はなく安全ではありますが、
ウイルスにとっては心地よい環境になりがちなのです。
これらの暖房器具の場合は、洗濯物を部屋干ししたり、
霧吹きを使ってみるなど、できる限り
湿度が下がらないように心がけましょう。
とのコト。
実はインフルエンザの流行には
気温は全く関係なく、関係するのは
絶対湿度のみだと言われていています
一般の湿度計は相対湿度を計るモノなので、
絶対湿度は判りませんが、基本的に気温が下がる程、
空気中に水蒸気を含む量は少なくなる為、
相対湿度が同じでも、気温が下がる程、
絶対湿度の数値は小さくなるというコトになります。
では、どの位の相対湿度なら
インフルエンザが流行しにくいのかというと、
高ければ高いほど良いのですが、
カビの繁殖や人間が快適に感じる範囲を考慮すると、
冬場の室内気温は16℃以上24℃以下。
相対湿度が70%以上はキツいですが
絶対湿度が8g/m3以上は欲しい所。
ちなみに室温が10℃以下になってしまうと、
相対湿度を上げても絶対湿度があまり上がらない為、
インフルエンザが流行しやすい環境となってしまいます
なので室温を下げ過ぎず、
なおかつ快適な温度で適度な湿度が理想
考慮して室内気温と照らし合わせると、
室内気温が16℃なら相対湿度が60%以上
室内気温が18℃なら相対湿度が55%以上
室内気温が20℃なら相対湿度が50%以上
室内気温が22℃なら相対湿度が45%以上
室内気温が24℃なら相対湿度が40%以上
といった所でしょうか。
絶対湿度が8g/m3以上あれば、
空気中の水蒸気量が多いというコトになり、
のどの粘膜も潤うので、感染率も下がりますよね
適度な室内温度と湿度を保って、
インフルエンザ予防が出来るように
頑張りましょう
寝違えやムチウチによる
首の痛みを解消するならお任せ下さい!