赤ちゃんも1歳半くらいになると、
自分や母親以外の大人に対して
周りが思っている以上に興味や関心、
気づかいなどを示しているようデス
【乳児は驚くほど大人を「気づかう」
「大丈夫?」「教えてあげたい」】
研究チームは生後9か月、1歳、1歳半の乳児(それぞれ24人ずつ)と
保護者に参加してもらい、実験を行なった。
具体的には保護者の膝の上に乳児を乗せ、
2人の成人女性が登場する動画を見てもらい、
乳児たちの視線の動きを「視線計測装置」で追跡し、
画面のどの部分をどんな順番で見たか調べた。
実験には、それぞれ11秒間の次の2つの動画を用意した。
(1)2人が互いに顔を見合わせてから、片方(行為者)が、
前にある2つのおもちゃのうち1つに視線を向ける。
もう一人もそれを見ている(=顔見合わせ条件)。
(2)2人が互いに顔をそむけた後、行為者が、
前にある2つのおもちゃのうち1つに視線を向ける。
もう一人は顔をそむけたままだ(=顔そむけ条件)。
動画内の人物やおもちゃを、
乳児がどのくらい、どんな順番で見たかを分析し、
月齢ごとにまとめると、面白いことがわかった。
(1)9か月児・1歳児ともに、「顔見合わせ」「顔そむけ」の
どちらの条件でも、「行為者」が見たおもちゃに視線を向けていた。
つまり、「行為者」の視線を追っていたわけだ。
(2)しかし、1歳半児の反応は異なった。
「顔見合わせ条件」では、9か月児・1歳児の反応と同様、
行為者の視線の先にあるおもちゃを追った。
ところが、「顔そむけ条件」では、おもちゃよりもむしろ、
行為者の隣にいるもう一人に視線を集中させた。
これはどういうことなのか。「顔見合わせ」では
画面内の2人の注意は共有されているため、
行為者がおもちゃを見つめても2人の間に注意や
そこにおもちゃがあるという知識のギャップは生じない。
しかし、「顔そむけ条件」では、
もう一人は行為者のおもちゃに対する注視や、
そこにおもちゃがあること自体に気づいていないかもしれない。
1歳半児は、2人の間の注意や知識のギャップに気づき、
もう一人を「大丈夫?」と気づかっていると考えられる。
とのコト。
子供の頃、テレビに出ている芸人さんの後ろに
バレバレのお化けが立っているのを見て、
「後ろ後ろ」と大声で叫んでいたけど(笑)
きっと赤ちゃんもオモチャに気付かない大人を見て
じれったい思いをしているんだなぁ〜(^^)
だから赤ちゃんも自分の意思が伝わらければ
ストレスが溜まってイライラするだろうし
大人に意思が伝わればスッキリするはず
夜泣きやぐずったりする原因は、
こういう部分にもあるんだろうなと納得(^_^;)
次に自分が赤ちゃんと深く接するのは
いつになるか分からないけれど、
その時は優しくゆとりを持って赤ちゃんと
意思の疎通が出来るように頑張らなきゃ
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