2016年11月11日

鎮痛薬で心不全!?


市販薬で見かけるコトが多い名前なので、
何だかとても気になる内容の研究結果です左斜め下

【心不全のリスクを高める痛み止め薬とは?】

鎮痛薬の中でも非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は、
薬局で買えるものも多く、私たちにとって身近な存在だ。

このたび、そんなNSAIDについて、気になる研究結果が報告された。
NSAIDは種類によっては心不全で入院するリスクを高めてしまうというのだ。

共同研究グループは、欧州4カ国(オランダ、イタリア、ドイツ、英国)の
5つの医療データベースから、2000〜10年にNSAIDの使用を開始した
18歳以上の成人で、心不全により入院した9万2,163人を抽出した。

年齢や性別などが一致する824万6,403人を対照として、
27種類のNSAIDの使用と心不全による入院リスクとの関連を調べた。

その結果、いずれかのNSAIDを
現在(直近14日以内)使用している場合は、
過去(184日以上前)に使用していた場合に比べて、
心不全による入院のリスクが19%高かった。

特にリスクが高かったのは、下に示すように、
国内未承認の4剤を含む9種のNSAIDだった。

ketorolac(国内未承認)  83%
etoricoxib(国内未承認)  51%
インドメタシン       51%
rofecoxib(国内未承認)  36%
ピロキシカム       27%
ジクロフェナク       19%
nimesulide(国内未承認)  18%
イブプロフェン      18%
ナプロキセン        16%

さらに、ジクロフェナク、インドメタシン、
ピロキシカム、etoricoxib、rofecoxibの5剤は、
1日の用量の2倍以上を使用すると、
心不全による入院リスクが2倍になったという。


とのコト。

インドメタシンといえばバンテリン。
ピロキシカムは市販薬では見かけません。
ジクロフェナクといえばボルタレン。
イブプロフェンといえばイブやナロンエース。
ナプロキセンといえば痛風の痛み止めで使うナイキサン。

この中で気になるのはやっぱり、
51%のインドメタシン。

多分、研究結果は内用薬が対象だと思うので、
湿布や塗り薬などの外用薬しか
市販されていないインドメタシンは、
そんなに心配しなくて良いのかも知れないけど、、、

それでも、これらの鎮痛薬は、
若者から年配の方まで広く使われていて、
運動などで心臓にハードな負担をかける方も
使用するモノだから、かなり不安な内容たらーっ(汗)

使用量もスポーツ選手などは規定量よりも
多く使いそうなので、さらに心配あせあせ(飛び散る汗)

今後、外用薬にも心不全になりやすくなる
リスクがあるのかどうか?
あるとしたらどれくらいのモノなのか?
ということがハッキリと分かるコトを願いますexclamation×2



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posted by 秦野の整体師 at 21:59| 神奈川 ☁| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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