2016年10月19日

有袋類は細菌の対処方法も独自に進化!?


抗生物質に耐性を示す多剤耐性菌がふえていますが、
対抗手段の答えは、やっぱり自然の中にあるようデス左斜め下

【タスマニアデビルの母乳で多剤耐性菌に対抗、豪研究】

研究チームは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や、
強力な抗生物質のバンコマイシンに耐性を示す
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を含む耐性獲得菌が、

有袋類の母乳に含まれるアミノ酸化合物(ペプチド)によって
殺傷されることを発見した。

研究チームがタスマニアデビルのような
有袋類に着目した理由は、その生態にあった。

有袋類は、生まれた子を
親の腹袋に入れて子の発達を完了させる。

子は、生まれた時点では十分に発達しておらず、
免疫系も未成熟の状態だが、細菌でいっぱいの
母親の腹袋の中で生き延びて成長する。

「これが、有袋類でこれらのペプチドを
発展させた原因となっていると考えられる」

「有袋類は、他の哺乳類より多くのペプチドを持っている。
タスマニアデビルでは、この種のペプチドが
6種類発見された一方で、人間は1種類しか持っていない」

研究チームは、タスマニアデビルの
ゲノム(全遺伝情報)から関連するアミノ酸配列を抽出して
「カテリシジン」と呼ばれる抗菌ペプチドを人工的に合成、
これらが「耐性菌や他の細菌を殺傷する」ことを発見した。


とのコト。

有袋類とは意外な所だけど、
「免疫系の未成熟な子供が細菌でいっぱいの
母親の腹袋の中で生き延びて成長する」という所に
疑問を持ち、目を付けた研究者はさすがぴかぴか(新しい)

何にでも言えるのだろうけど、
答えは意外な所に転がっているから、
何気ないコトに興味を持ち、
観察してみるのは、とても大事exclamation×2

子供たちに負けないように、
自分も物事に興味を持って、
観察出来るように頑張りマスひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 20:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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