以前から大潮と地震の関連性について書かれたモノを
何度か目にした記憶はあるのですが、
大潮が関連している地震は
世界中の地震全体の5%程しかないといわれ(^_^;)
どうしても根拠に乏しく説得力にいまいち欠けましたが、
対象を巨大地震に絞ると関連性はグッと上がるようデス
【巨大地震、大潮の時期に発生確率上昇か 東大研究】
研究チームは「大地震が発生する確率は、
大きな潮汐応力が及ぼされている時期に高くなる」と結論づけており、
また重力によって引っ張られる力が最大になる時に
「微小な岩石破壊が巨大な破裂にまで拡大する可能性が増大する」と述べている。
この20年間に世界中で発生したマグニチュード5.5以上の大地震に着目。
それぞれの地震発生前2週間における、
「潮汐応力」として知られる引力の大きさを再構成した。
地震の規模がM5.5より小さい場合には、明確な相関関係は認められなかったが、
2004年12月26日に発生したM9.3のインドネシア・スマトラ島沖地震などの
最大級の地震の多くは、月と太陽の引力が特に強大になる期間中に発生していた。
2010年に発生したM8.8のチリ・マウレ地震や、
2011年のM9.0の東北地方太平洋沖地震にも、これと同じ関連性が存在していた。
巨大地震がどのようにして始まり、発展するかの正確な仕組みについては、
まだ不明な点が多い。ある理論では、すべての地震が微小な破砕から始まり、
雪だるま式に大規模な破裂へと成長することが示唆されている。
これが正しいとすれば、この現象が起きる確率が、
新月や満月の時期に発生する大潮の期間に高くなることを、
今回の最新研究は示唆している。
とのコト。
まず、大潮や干潮などの仕組みが
全く分からないという方はコチラ
【気象庁 | 潮汐・海面水位の知識 潮汐の仕組み】
大潮や干潮などは目に見えて観察するコトが出来ますが、
地球内部の岩盤が潮汐力により、どのくらい引っ張られて
上下の伸縮をしているのかは、簡単には観察するコトが出来ず、
理解しにくいですが、実は感じないだけで
実際に地球の中心から20〜30cm程度伸縮しているそうです。
これを地球潮汐といいますが、
半径約6370kmの地球にとっては僅かな数値とはいえ、
小さな人間から見れば20〜30cmとは驚きデスよね
この地球潮汐が断層の方向と一致したりすると、
"微小な岩石破壊が巨大な破裂にまで拡大する可能性が増大する"
というコトになるようデス
すごく科学が発展したように感じても、
まだまだ自然界は分からないコトばかりですが
それでも少しずつ謎が解けていって
災害予防が出来るようになるコトを願います
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