2016年07月22日

あえて選ぶ必要はないと思います。


もう20年以上前の話になりますが、
当時、漢方を専門に学んでいた先生との会話の中で
「正露丸は人間の薬じゃなくて動物用の薬だよ」という話題になり、
「へぇ〜そうなんですか?」と生返事したものの、
その時は理由がハッキリ分からず不思議に思っていたのですが、
今になってようやく謎が解けました左斜め下

【正露丸の主成分は解毒剤すら存在しない劇薬!
 薬剤師いわく「百害あって一利なし」】


大幸薬品の添付文書によれば、正露丸の主成分は
木タールから製造されるクレオソート。

クレオソートは、フェノール(14.5%)、クレゾール(16.8%)、
グアヤコール(23.8%)、クレオソール(19.1%)、
エチルグアヤコール(6.4%)が混合するフェノール系化合物だ。

クレオソートは、解毒剤がない劇薬のため、
細胞や神経を傷害する高濃度の腐食性があり、
血液障害、腎障害、がんの発症リスクを高める薬剤とされる。
ただしは、腸液の分泌抑制・吸収促進、腸の蠕動抑制などによって
下痢を止める作用はあるが、殺菌効果はない。

正露丸の1日の最大常用量(成人)は9粒。動物実験の結果によれば、
成人の中毒量は1日の最大常用量の約2〜4倍(18〜36粒)と推定される。

成人の1日の最大常用量の約4倍を服用したため、
麻痺性イレウス(腸閉塞)、腸管壊死、貧血を発症したり、
腎不全の手術・透析を行った臨床例がある。
また、自殺する目的で240粒を服用後、
意識消失と溶血が認められ、透析を受けた臨床例もある。

「正露丸は、古くから販売されている医薬品という点で、
安全性が担保されているという考えもできなくはない。
また、どんな医薬品でも量を誤れば、何らかの有害事象(副作用)が起こる」

しかし、そのような前提があっても、正露丸には
「極めて危険だと感じる点」があるという。

「正露丸は、添付文書に定める用法・用量からわずか
2倍量を超えただけで中毒量に当たる医薬品である点、
簡単に入手し服用ができ点を考えると、極めて危険だと感じる。
これまであまり大きな問題が起こっていないのは、
あの独特の匂いや味覚が、服用量を増やしてしまう行為に
つながりにくいからだけではないか」


とのコト。

そういえば確かに、あの独特の臭気は
クレゾールに近いニオイですよね(ーー;)

良薬口に苦しとは言うけれど、
臭しとは言っていないですよねたらーっ(汗)

取りあえず、よっぽど製品に思い入れがあるか、
過酷な状況で他に選びようが無い場合を除いては、
代替品を用いるべきだと思いますし、
子供達には飲ませないようにするべきだと思います。

気を付けましょうひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 22:34| 神奈川 ☁| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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