災害時には水はいくらあっても足りないモノ。
充分な量の水の確保をしたいですが、
どの位の量を目安に常備すればいいのでしょうか
【熊本地震でも生じた「飲料水不足」
〜「5日分の水」の備蓄が健康被害を防ぐ】
ペットボトルなどによる飲料水の備蓄は、
ひとり分1日3ℓを目安に出来れば5日分(15ℓ)は確保したい。
これまでの災害後の状況から推察すると、
約3日後には給水車が回るので、
それまで自力でまかなうようにしたい。
避難時の水分補給は一気に飲むのではなく、
1時間に体重1sあたり2〜2.5mlを目安に飲むと効果的で、
エコノミークラス症候群の予防にもなる。
体重50sの人なら1時間あたり100〜125mlが目安だ。
利尿作用があるコーヒーや紅茶は、
トイレが近くなるので飲み過ぎに注意したい。
ちなみに水洗トイレを流すには1回あたり10ℓの水が必要だ。
たとえ下水道が壊れずに機能していたとしても、
貴重な生活用水をトイレで使い果たすわけにはいかないため
「完全復旧まで水洗トイレは使えない」と考えた方が良い。
自宅で生活できる状況なら、
避難所や外の仮設トイレの負担を減らすためにも、
凝固剤や簡易トイレで最低3日間、
可能なら7日間は自宅内処理する準備をしておきたい。
断水時には飲み水が優先されるため、
手洗いや歯磨きを怠ってしまいがちになり、
ノロウィルスやインフルエンザなどの感染症にかかりやすい。
例えば手指の洗浄は、ティッシュを八つ折りにし、
ペットボトルキャップ1杯の小量の水かお茶をたらした
「簡易濡れティッシュ」だけでできる。
指先や爪の間、指と指の間、
親指のまわりなどを重点的に拭き取る。
トイレの後や食事の前、調理後、作業後、
オムツ交換の後などにこまめに行うのがポイントだ。
どうしても歯磨きができないときは、
ペットボトルキャップ1杯の小量の水かお茶を口に含み、
口の中全体をクチュクチュと念入りにゆすいで
吐き出すだけで効果がある。
ペットボトルのふたに画びょうで穴を開けて水を入れた
「簡易給水器」も便利。穴の数で水量を調整でき、
逆さにすると水が少しずつ出て自然に止まるので、
手洗いや赤ちゃんのお尻洗浄に最適だ。
とのコト。
災害に備えての飲料水の備蓄は
1日3ℓを目安に出来れば5日分
(15ℓ)というのだから、
2リットルのペットボトルなら
一人当たり8本は準備したいところ。
災害が発生した場合、どのような状況に
自分や家族が陥るかは分かりませんが、
もし自宅が残っていた場合。
常備している水は驚くほど活躍するはず
イザという時に備えて、
車の中にもある程度の水は
蓄えておきたいですよね。
備蓄は期限が来たら
消費と買い足しを忘れないように
気を付けましょう
骨盤の歪みを改善するなら
骨盤矯正の秦野カイロ治療院!