お正月に飲む「おとそ」は、
日本酒やみりんで生薬を
浸けこんだ薬草酒であり、
普通のお酒ではないんデス
【意外と知らない「おとそ」の正体!
実は一年の健康を願う体にいい成分がたっぷり 】
本来「お屠蘇(とそ)」とは、
日本酒や本みりんに屠蘇散(とそさん)
と呼ばれる生薬を一晩漬け込んだものをいい、
ルーツは中国にある。
中国三国時代の名医、華佗(かだ)が
流行病を予防するため作ったとされている。
日本には平安時代に伝来し、
宮中で使われるようになり、
一般に広まったのは江戸時代から。
ちなみに、屠蘇とは
「邪気を屠(ほふ)り、心身を蘇らせる」
という意味があり、
元旦に飲むことで一年間
元気で過ごせると信じられてきた。
屠蘇散の処方はいくつかあるが、
安土桃山時代に日本漢方の潮流を築いた
曲直瀬道三(まなせどうさん)により整理された、
山椒、桔梗、桂皮、白朮、防風の
5種類の生薬が基本である。
現在、良く用いられている主な生薬は以下のとおり。
山椒(さんしょう/ミカン科サンショウの成熟果皮)
...健胃、利尿、鎮痛など
桔梗(ききょう/キキョウ科キキョウの根)
...鎮咳、去痰、排膿など
桂皮(けいひ/クスノキ科ケイの樹皮)
...解熱、発汗、鎮痛、抹消血管拡張など
白朮(びゃくじゅつ/キク科オケラの根茎)
...健胃、整腸、鎮痛など
防風(ぼうふう/セリ科ボウフウの根や根茎)
...鎮痛、解熱、発汗など
陳皮(ちんぴ/ウンシュウミカンなどの成熟果皮)
...健胃、鎮咳、風邪予防など
屠蘇散は、構成生薬や
品質が異なる場合もあるが、
薬局やドラッグストア、
スーパーなどでも手に入る。
2016年の元旦は、
手づくり「お屠蘇」で
一年の健康を願ってみては。
とのコト。
おとその作り方は、
市販の屠蘇散を一包みを、
日本酒や本みりんの
約300〜500mlのなかに数時間浸し、
包みを取り出したらOK
これだけ簡単なら、
作らない理由は無いデスよね
今年の元旦はお屠蘇で
新年のお祝いの挨拶を交そうっと
むちうち、寝違え、頸椎ヘルニア、
首の痛みの治療なら秦野カイロ!
今月は、この方のお名前を聞く機会が多く、ビックリです。
完成させてしまっているのには驚きですよね^^;
「腹は生あるの本、百病ここに根ざす」という言葉に見習って、
来年は自分なりの腹診をより充実させるよう頑張りたいと思います!