貧血から頭痛になるシステムが
とても良くわかりました
【頭痛の陰に「かくれ貧血」が?!】
体内の鉄には、
血液中に存在する「血清鉄」と、
肝臓や骨髄などに蓄えられている
「貯蔵鉄」があります。
血清鉄はさらに、赤血球など
さまざまな生体機能に関わる「機能性鉄」と、
各組織間に鉄を運ぶ
「運搬鉄」に分けられます。
一方、貯蔵鉄は「フェリチン」という
タンパク質が鉄を包み込む形で存在し、
血清鉄の濃度を調節しています。
食事でとる鉄分が少ないときや
出血などで鉄の喪失が多いときなどは、
貯蔵鉄が血液中に放出され、
血清鉄の濃度が一定に保たれるよう
コントロールするのです。
このように、体内の鉄は
まず貯蔵鉄から減っていきます。
ですから、ヘモグロビンなどの値が正常でも
すでに貧血が始まっている場合があります。
これが「潜在性鉄欠乏性貧血」、
いわゆる「かくれ貧血」です。
軽度のかくれ貧血では一般に血清鉄は正常です。
重度になると減少が始まるのですが、
減るのは運搬鉄からです。
運搬鉄は鉄だけでなく、
酸素の運搬にも一役買っているため、
血液中を運ばれる酸素量も
少なくなってしまいます。
そこで体は、脳の深い部分に
十分な酸素を届けるために、
血管を狭めて血液量を増やします。
ホースから出る水の勢いが弱いとき、
水の出口を狭くして水圧を上げるのと同じです。
これで血液は脳の奥深くまで運ばれますが、
頭を覆っている筋肉は血液量が減って
酸欠状態になります。
すると筋肉が収縮し、
緊張性頭痛を起こすのです。
とのコト。
人間の肉体は、あらゆる状況で、
常にコンディションを一定に保つ為に、
全力を尽くすように出来ている
ものすごいシステム
そしてそのシステムが
上手く作動しにくいような状況になれば、
"痛み"というサインで
しっかりと異常を知らせてくれるから、
人間が健康的に生きる為に大事なのは
"痛み"のサインを見逃さず、
正しく理解して対処するコト
どんな"痛み"も
肉体の異常を知らせる為の
大事なお知らせなので、
軽視せず、ちゃんと受け止めて、
出来るだけ正しい対処が出来るように
気を付けましょう
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