海水のようにナトリウムイオンや
カリウムイオンなど、類似のイオンが
存在している環境でも、
セシウムイオンを選択的に吸着する
プルシアンブルーという
人工的に合成された青色顔料の
特徴を利用したナノ粒子吸着剤により、
焼却灰から高濃度のセシウムを
取り出せるようになったようデス
【植物系放射性セシウム汚染物の焼却灰を除染する技術を実証
−10トン超を焼却し、焼却灰の放射性セシウム60〜90 %を抽出・固定化−】
この実証試験では、汚染物の種類や焼却条件を変え、
計10トン以上の植物系放射性セシウム汚染物を焼却し、
まず約80 kgの焼却灰にした。
次に、焼却灰中の放射性セシウムを水に抽出し、
その灰中の放射性セシウムの60〜90 %を除去することに成功した。
抽出された放射性セシウムは、
焼却前の植物系放射性汚染物の1万分の1以下の
重量のPBナノ粒子吸着剤によって回収できる。
これにより、今後設置される除染廃棄物用の
中間貯蔵施設における必要容積を大きく低減することが可能になる。
吸着剤は放射性セシウムを高濃度に含むが、
灰に比べ十分少量のため、遮蔽材を勘案しても
十分に減量することが可能である。
とのコト。
処理の例として書かれているのは
1,800Bq/kgの焼却物1トンから
処理前は焼却後に
1,8万Bq/kgの主灰が5,8kg
22,6万Bq/kgの飛灰7,5kg
出るのですが、これを
プルシアンブルー(PB)ナノ粒子吸着剤により
灰除染処理をすると
約4,100Bq/kgの処理主灰7,8kg
約3,1万Bq/kgの処理飛灰6,0kg
約3,6億Bq/kgの吸着剤4,4kg
という結果になります。
環境省が提示した
8千Bq/kgと10万Bq/kgという
二つの基準を見事にクリアーする
実用的な能力ですね(@_@;)
放射性物質を含んだ廃棄物の処理方法や
処理する場所などについては
様々な問題がありますが、
ともかく除染に伴う
廃棄物の減量の為には
絶対に必要な技術なのは確か。
ゼオライトより優れているという
プルシアンブルーを使った実用プラントが
一刻も早く開発される事を願いマス
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