どう考えても自分には理解しがたく、
理不尽な扱いにしか思えないコトが
平然とおこなわれているのは何故なんだろう。
【空前の食中毒事件 カネミ油症被害者 救わぬ検診】
カネミ油症事件。45年前に発生し、
約1万4千人が被害届を出した空前の食中毒事件だ。
食用油に混入した猛毒のダイオキシンが体内に取り込まれ、
直接の被害者のみならず、子や孫をも苦しめている。
患者として認定されるには油症検診を受ける必要があるが、
実施は1年に1回だけで、会場もわずか。
遠出が難しい重症の人ほど検診が受けられず、
結果として認定されないという事態が続いている。
検診は、九州大の医師らを中心に構成され、
厚生労働省が所管する研究団体「油症治療研究班」が
年間2億円の研究費の中から、約7千万円を使って実施している。
「新たに患者認定されるには、検診を受ける必要があるが、
私たちの検診の目的は本来、認定患者さんのためだ。
未認定の人を拒むわけにもいかないので
受け入れてはいるが…」と、検診の趣旨が
未認定患者の救済とはほど遠い現実を説明する。
厚労省の担当者に至っては
「検診の目的は認定患者の健康状態を把握して、
治療方法の研究につなげること。未認定の人たちを
新たに認定する目的の検診ではない」とはっきりと線を引く。
昨年度は250人の未認定患者が検診を受けたが、
認定はわずか16人だった。
、、、
法律や制度というモノの抜け道が
いくらでもあって、善悪の判断や
道徳心がないがしろにされる社会は間違えている。
そもそも強者にとって都合の良い
ルール作りをされたら、
ルールがあること自体が
弱者を苦しめることになる。
これからも繰り返し同じような
やり方で誤魔化しが続いていくのかと
思うと怒りが込み上げてくるし、やり切れない。
何をどうしたら問題の解決に近づくのか?
自分にはまだ分からないけど、
道理の合わないコトに対しては
立ち向かえる人間でありたいと思います。
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