内視鏡で静脈瘤の中に直接注入というのは
斬新なアイデアですね
【胃静脈瘤の出血 「瞬間接着剤」で治療】
慢性肝炎や肝硬変では、肝臓内の血流が悪くなる。
結果的に血液は行き場を求めて胃や食道に
大量に流れ込み、その圧力で静脈瘤ができる。
特に胃の静脈瘤は、食道と比べて、
いったん破裂すると出血量が多く、
救急現場での対応は困難を極めていた。
そこで、以前から傷をふさぐ目的で
医療に使われていた瞬間接着剤を活用。
成分(シアノアクリレート系)は
市販されている瞬間接着剤と同じで、
水分と反応して瞬時に固まる。
これを内視鏡で静脈瘤の中に直接注入すると、
接着剤の塊が出血を効果的に止める。
その後の経過については「塊は少しずつ胃の中に出ていき、
三カ月後にはなくなる。血液が通わなくなった静脈瘤は
小さくなって消失していく」と説明する。患者の負担も少ない。
この治療の最大のメリットは、
内視鏡など、比較的どの病院でも利用できる
医療設備で実施できる上、止血効果が高いこと。
手術では高度な技量が求められ、
執刀できる外科医は少なく、救命には限界があるという。
瞬間接着剤による止血が、手術よりも
患者にとってメリットが大きいとはいえ、
治療に伴う合併症が起きる可能性もある。
特に、余分に注入した接着剤が胃壁に重い潰瘍をつくったり、
小さな接着剤の塊が血流に乗って肺や脾臓などの
別の臓器の血管を詰まらせたりすることがある。
水分ですぐに固まってしまう接着剤の扱い方に慣れ、
静脈瘤の大きさや形に応じて、
注入量や注入速度を適切に調整すれば、
ほとんどの事故は防げるという。
とのコト。
言うは易く行うは難し。
やっぱり最後は経験と技術がモノを言う。
なので新しい術法だから、
という理由だけで飛びつくと
大変な目にあう可能性も。
でも「適切な指導を受けた
医師の治療を受けることが大切」
とはいえ、静脈瘤が破裂したら
選ぶ暇など無いのが現実。
だからイザという時の為に、
普段から研鑽を積み、
技術を切磋琢磨している
医師や病院を見つけておくコトが
一番の治療法かもデス
腰痛専門の秦野市の整体院。骨盤矯正ならお任せください!



