今度は膝関節
またまた手術してもしなくても
結果は変わらないという研究内容デス
【半月板切除での機能改善について理学療法の場合と差はなしと判明】
半月板断裂と変形性膝関節症になっている患者に対して行われる、
関節鏡下半月板部分切除術は、理学療法と比べた場合に
身体機能があまり改善されないということがわかった。
対象者は45歳以上で、半月板断裂があり、
軽症から中等症の変形性膝関節症と診断された患者であり、
薬物療法や理学療法、活動の制限などを行っても1カ月以上、
半月板断裂の症状を訴えた351人である。
174人を手術群に(半月板切除術を施行し術後に理学療法を行う)
177人を標準的な理学療法のみを実施する理学療法群とした。
両群とも理学療法は約6週間行い、
評価は6カ月後と12カ月後に実施した。
6カ月での評価はあまり違いはなく、
12カ月時も同じくあまり違いはなかった。
また疼痛レベルでの変化を比較した場合にも、
両群の平均差は有意差は見られず、
有害事象の発生率に関してもほとんど差はなかった。
《これまでの研究から、
症状が半月板断裂によることが明らかな場合には手術が有効だが、
変形性膝関節症を原因とする場合には手術が理学療法などの
手術以外の治療よりも優るとのデータは示されていない。》
という部分が抜け落ちているのはご愛嬌(^_^;)
なので、症状が「半月板断裂によることが
明らかな場合にのみ」手術が有効であって、
半月板断裂と変形性膝関節症の両方を
持ち合わせている患者の場合、
関節鏡下半月板部分切除術をしても、
症状の軽減や機能の改善の面では
理学療法のみの場合と変わらないという結果
当たり前のコトだけど、
基本は「疑わしきは手術せず」デスね
秦野市の整体院、骨盤矯正・腰痛・ぎっくり腰
ラベル:変形性膝関節症
自分の身を守れないというのは、何だか違和感を感じます(・・;)
パソコンなどで知識武装しなくても、
安心して医療サービスを受けられるような時代に早くなることを願います。