厳しい寒さが身に沁みますが、
気温の低下は血管を収縮させる為、
動脈硬化で脆くなった血管には危険な季節です
【増える大動脈瘤 高齢者、冬は特に注意】
大動脈瘤は、弱くなった動脈の壁が
血の流れで外側に押し出され、こぶ状になる病気。
壁が弱くなる原因のほとんどは動脈硬化。
六十五歳以上、喫煙、高血圧、糖尿病などが危険因子だ。
膨らんだ部分には、通常より高い圧力がかかり、
こぶは徐々に大きくなる。やがて、内部の圧力に耐えきれず破裂。
治療法は、胸や腹を開き、こぶのできた血管を
人工血管に置き換える手術と、
ばね付きの人工血管「ステントグラフト」を
カテーテルという器具を使って血管内に入れ、
こぶの内側に張り付ける「ステントグラフト内挿術」がある。
血圧を下げるなどの薬物療法で様子を見る場合もある。
内挿術は、脚の付け根の動脈に開けた
小さな穴から血管内にカテーテルを挿入し、
折り畳んだステントグラフトを患部に運ぶ。
外部からの操作によってステントグラフトを広げ、
患部をまたぐ形で固定する。
こうすることで、こぶに血流が届かなくなり、血管の広がりを防ぐ。
ステントグラフトは、腹部への使用が六年前、
胸部への使用が五年前に、それぞれ保険適用された。
とのこと。
サイレントキラーとも呼ばれている「大動脈瘤」は
大抵の人が名前は知っているものの、
普段は意識する事が無いし、
自覚症状が無い為、気が付かない
現在では検査で大動脈瘤を見つける事が出来れば、
お腹を切り、動脈瘤の部分と人工血管を入れ替える
「人工血管置換術」だけでなく、
負担の少ない
「ステントグラフト内挿術」という選択肢もあり、
以前よりも大動脈瘤破裂の危険性は
かなり減らすことが出来る様になったようです。
しかし事前にコブの出来ない「大動脈解離」などは
症状が出る前に検査では非常に見つかりにくいモノ。
なので、六十五歳以上、喫煙、高血圧、糖尿病などの
リスクを持った方は普段から生活習慣に気を使う事が大事
日頃からの予防が何よりなのデス
秦野市の肩こり.四十肩.五十肩.寝違え.首や肩の痛みに