気を付けなければいけない
組み合わせも増えますよね
【グレープフルーツと薬の飲み合わせに注意!】
グレープフルーツと一緒に服用すると突然死などの
重大な健康問題を起こしかねない薬剤の種類が急増していると、
グレープフルーツと薬の飲み合わせの問題を
最初に指摘したカナダの研究者が新たに警告した。
グレープフルーツを特定の薬剤と
組み合わせた際に危険性があるのは、
グレープフルーツが薬剤を代謝する酵素を阻害することで、
薬剤の血中濃度が上がり、過量摂取状態になるため。
グレープフルーツと相互作用することが知られているものには、
抗がん剤や心臓疾患の薬剤、鎮痛剤、統合失調症の薬剤などがある。
その効果は少量でも現れ、コップ1杯の
グレープフルーツジュースを薬剤と一緒に飲むことで、
胃腸の出血や腎機能障害、呼吸器系の障害、突然死などの
深刻な副作用が生じる恐れがあるという。
アルコールと薬の相互作用を調べようとして、
アルコール入りのグレープフルーツジュースと
ただのグレープフルーツジュースを
薬と同時に飲んだ時の比較研究の際、
偶然、発見された
グレープフルーツの薬剤への相互作用。
グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類という成分が、
薬剤を代謝する酵素を阻害することで、
薬剤の血中濃度が上がり、過量摂取状態になるので、
通常よりも薬の効き目や副作用が
強く現れてしまうことが原因とのことです。
このフラノクマリン類が含まれる柑橘類には、
ダイダイ、ザボン(ブンタン)、スウィーティーなどがあり、
これらの柑橘類はグレープフルーツと
同様の相互作用が疑われる為、
薬を服用している最中の摂取は注意が必要ですが、
オレンジやレモン、カボス、ゆず、温州みかん等には、
フラノクマリン類が含まれていない為、
薬との相互作用は認められていないそうなので
安心して摂取しても大丈夫とのコト。
なお、グレープフルーツジュースの
薬剤を代謝する酵素を阻害する効果の半減期は
12時間程度であるといわれていて、
その効果自体は2〜3日持続するともいわれています。
薬を服用する際は医師の忠告はもちろん、
注意書きもよく読むことが大切ですね
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