秦野市渋沢駅南口の整体師
秦野カイロ治療院の市野貴則です。
今日は原発関連のニュースが多い一日でした。
【大飯・志賀原発の亀裂調査指示】
国の耐震設計の指針では、活断層の真上に
原発の重要な設備を設置することを認めておらず、
志賀原発については亀裂が原発の真下を走っているため、
亀裂が活断層だった場合は原子炉が運転できなくなる可能性があります。
とのことだけど、
政府や関西電力にとっては
活断層の存在は問題とはならないようです
【大飯原発4号機 原子炉起動へ】
関西電力は、今月9日に「フル稼働」に達した大飯原発3号機に続き、
4号機でも運転再開に向けて配管の洗浄や水漏れがないかの確認など
原子炉の起動に必要な準備や検査を進めてきました。
そして、原子炉の起動に向けて制御棒の動作を確認するなど
最終段階の検査を18日午後5時前にすべて終え、
いずれも問題はなかったということです。
大飯原発4号機の原子炉が起動するのを脇目に
福島第一原発4号機プールから燃料棒を取り出す作業が試験的に始まりました
【福島第一原発4号機 使用前燃料取り出し】
東京電力は、18日午前中から4号機のプールに保管されている
使用前の燃料204体のうちの1体を試験的に取り出す作業を始めました。
作業は午前9時すぎから始まり、原子炉建屋の5階に当たる場所に
あらかじめ設置したクレーンを使って行われました。
白い防護服を着た作業員が見守るなか、クレーンの先端に取り付けたワイヤーで、長さおよそ4メートルの黒っぽい色をした燃料を
プールから慎重につり上げたあと黄色の専用の輸送容器に入れていました。
18日の作業は予定どおり行われ、トラブルは特になかったということです。
《トラブルは特になかったということです》と簡単に書かれていますが、
もしもトラブルが起これば、大惨事です。
はたして204体の燃料(1体4メートル、300キロ程)は
全て健全な状態なのでしょうか?
もしも引上げ途中に「破損して落下」
などという事になったら目も当てられません。
些細なミスも許されない極限の緊張状態であろうと思われる
4号機プールの燃料引き上げ作業。
想像するだけで不安になりますが、
それでも「福島第一原発事故現場で働く作業員の方々」は
なんとか事態を収拾する為に
「命懸けで作業をしている」のだと思います。
だから、不安だけど同時に信じたいと思います。
メディアに出てくる、民意を侮り
無責任な発言をする様な人々は
とても信じる事が出来ないけれど、
事故現場で働いているであろう、名前も知らない作業員の方々は
目の前の困難に対して自らの身体を張って立ち向かっている。
本格的な作業は来年12月から。
一体、どの位の時間が掛かるか分からないけれど、
トラブルなく、無事であって欲しい。
作業の無事と働く人々の無事を。
とにかく無事を願います。
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