秦野市渋沢駅南口の整体師
秦野カイロ治療院の市野貴則です。
まずはリスク管理の徹底しなければ
始められないはずです。
【原発と核兵器のリスク上昇:『サイエンス』誌掲載】
論説はまず、リスク評価は不明確になることが
避けられないにもかかわらず過信されていることを警告し、
政府、原子力産業、そして懸念する市民に対して、
原子力エネルギーの生産や安全性、セキュリティー、
そして緊急時の措置が基づいている「前提」を見直すよう促している。
次に、原子力事故、地域紛争、および
核テロのリスクの高まりが警告されている。
スリーマイル事故以降の米国における
原子力利用が「適切」とは認めながらも、
福島の事故によって、現行の原子炉は、
事故が発生すれば冷却のために
迅速に電力を復旧させることが欠かせず、
この問題に急いで対処する必要があることが
浮き彫りになったと述べられている。
特に、老朽化が進む「Mark-I型」格納容器を採用した
沸騰水型原子炉などの安全性は、福島の事故以降、
米国でも議論になっている。
※MARK-I型原子炉格納容器は、格納容器が小さいため、
冷却機能が失われた場合の危険性が特に大きいと指摘されている。
日本では、福島第一1〜5号のほか、
敦賀1号、島根1号、浜岡1、2号および女川1号で、
また、MARK-I改良型原子炉格納容器は浜岡3、4号、
島根2号、志賀1号、女川2、3号および東通1号で採用されている。
以上の懸念を受けて、筆者らは4つの原則を勧告している。
第一に、経済性よりも安全性を重視すること。
第二に、独立した規制機関が必要であることだ。
第三に、米国において原発評価のピアレヴューを行っている
非営利法人(原子力発電運転協会)を例にあげて、
評価についてはピアレヴューの原則を導入すべきことを述べている。
第四に、国際的な核拡散を防ぐための
明確な目標が必要であることを述べている。
一般の人々に充分な情報を提供することが、
将来核事故が起こったときに
適切な対応がなされるために必要であり、
かつ、原子力業界に対する人々の信頼を
向上させることにもつながると指摘している。
ごく当たり前のことが書かれている。
けれど、この当たり前のことが実行出来ないのが、
「核」の世界
日本語では「原子力」なんてオブラートに包んだ言い方をするけど、
英語なら核爆弾は「nuclear bomb」
原発は「nuclear power plant」なのだから
爆弾も発電も使うのは「核」だという事がハッキリ解る。
巨大なエネルギーが生み出す利権に目が眩んで、
安全性を重視する事よりも、負の側面を隠すことばかりに
時間を費やしてしまった結果だと思う。
核エネルギー問題はとても難しいけど、分っているのは、
どの様な形であれ核エネルギーを使うのであれば、
リスク管理を徹底しなければいけないという事。
最後に日本の核爆弾についての発言で、
興味深かった記事を貼っておきます。
【日本の核爆弾 持つべきか持たざるべきか】
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