秦野市渋沢駅南口の整体師
秦野カイロ治療院の市野貴則です。
【放射性セシウム濃度で魚種に傾向
「生息域の違い影響か」】
《福島第1原発事故で、福島県沖のヒラメなど6種の魚は
大型の方が放射性セシウム濃度が高く、
ドンコ(エゾイソアイナメ)など3種は
小型が高濃度なことが県水産試験場の調査で分かった。
試験場は「生息海域の違いが影響したのではないか」とみている。
大型が高い6種はヒラメ、アイナメ、イシガレイ、マトウダイ、ホウボウ、シロメバル。
ヒラメは体長50センチ以下なら1kg当たり200ベクレルに満たない検体が多く、
50センチを超すと300ベクレルを上回るケースが見られた。
小型が高濃度な3種はドンコ、マガレイ、カナガシラ。
ドンコは500ベクレルをオーバーした検体の多くが30センチ以下だった。
ヒラメやスズキ、マトウダイなど7種は雄より雌の方が高かった。
試験場によると、大型が高い魚種は原発のある海岸から比較的遠い沖合、
小型が高濃度な魚種は沿岸部に生息する傾向にある。
試験場の早乙女忠弘主任研究員は「因果関係ははっきりしない」と前置きした上で
「大型が高い魚種は餌の量、小型が高濃度な魚種は
幼魚期に沿岸部にいたことが影響したのではないか」と推察している。》
とのこと。
この先、因果関係がハッキリしてくるのだろうけど、
福島県沖だけでなく、全国的な調査結果による
魚種や生息海域の違いによる影響、傾向が分かれば
他の生態系への影響も別の視点から見えてくると思う。
陸も海も汚染されていることは間違いのない事実。
これからは出来るだけ正確に状況を把握して
今後の対策を考えて行けることが重要だと思う。
これからの調査で、より広範囲での
因果関係が分かることを期待します。
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