こんにちは、
秦野市渋沢駅南口の整体師
秦野カイロ治療院の市野貴則です。
放射性物質:家庭ごみ焼却灰から微量検出 業者が搬入中止
《神奈川県湯河原、真鶴両町が燃やした焼却灰を奈良県御所市で
埋め立て処分していた同市の産業廃棄物処理業者が、
「放射能が不安」という住民の批判で今月上旬から
受け入れを中止していたことが分かった。
全国各地で東日本大震災関連のがれきや
焼却灰の受け入れが検討されているが、
家庭ごみを巡って受け入れ中止になったのは異例。
搬出が中止されたのは、神奈川県湯河原、真鶴両町が燃やした焼却灰。
2月の測定で、1キロ当たり144〜490ベクレルの放射性セシウムが検出され、
東京電力福島第1原発事故の影響があるとみられている。
しかし、国が示している埋め立て可能な基準値(8000ベクレル)や、
関西広域連合が設定予定の受け入れ基準値(2000ベクレル)を大きく下回っていた。》
神奈川県では瓦礫受け入れについて
激しい論争が繰り返されていますが、
西日本から見れば、東日本は程度の差こそあれ
汚染されていると認識されているのだと思います。
基準値以下とはいえ放射性セシウムが検出されているのは事実。
ゼロではないのだから「汚染されていない」と言ったら嘘になります。
でも今回僕が気になるのは放射性物質がどうこうという問題よりも
「何故、奈良県に搬出?」という点です。
今回の家庭ゴミの焼却灰は、瓦礫とは別問題なので
広域処理の必要はないはずです。
何故、輸送コストのかかる遠く離れた奈良県の産廃業者に
お願いしなければならなかったのでしょうか?
僕には理解がいかないけれど、
「輸送コストが高い方が良い理由」でもあるのでしょうか(笑)
そもそも、瓦礫受け入れ問題にしても
広域処理より先にまず現地の処理施設の増強する方が
現地の人が働く場所も増えるし良いと思う。
それを奪ってまで広域処理する理由が僕には分かりません。
阪神淡路大震災で、神戸市は800万トンの瓦礫処理を、
焼却炉15基増設で対応したと聞きます。
神戸市では3か月後に簡易焼却炉が設置され、
8か月後に大規模炉が設置され
西宮市では震災から7か月後の8月までに
現地に仮設焼却炉が設置されたそうです。
阪神淡路大震災から学んだものはどこへ行ったのでしょうか?
神戸と東北は全く違うというのもわかります。
埋め立て場所が沢山あった神戸。
人工の違い、処理業者の数の違いもわかります。
だけど、大規模な防潮堤のプランや
瓦礫リサイクルの何らかの国家的なアクションが
まず先だと思うのですが。。。
秦野市渋沢の整体・肩こり・腰痛・ぎっくり腰・骨盤矯正の秦野カイロ治療院
2012年03月22日
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