こんにちは、
秦野市渋沢駅南口の整体師
秦野カイロ治療院の市野貴則です。
今日のテーマは「触診」です。
触診(Palpation)とは身体の構造を
手で触って検査する方法で、
カイロプラクターや整体師には必須の診断法です。
患者さんの皮膚の表面に触れた
掌や押圧した指先から
「感じ取る感覚」を元に
身体の構造や状態を把握します。
この時、重要なのは
解剖学的知識はもちろん、
なによりも経験の積み重ねにより、
洗練された「指先や掌から感じ取る能力」がとても大事です。
「指先や掌から感じ取る能力」を身に着けるためには、
まず、正常時の身体の皮膚や筋肉の
緊張感や抵抗感を手で覚えなくてはいけません。
人間の身体は一人ひとり違うので、
出来るだけ多くの経験があることが理想です。
皮膚や筋肉の触感や張りだけでなく、
圧迫感や痛みの閾値なども
年齢や性別、個人の感性等により
かなり差があります。
一人ひとり、それぞれの
「正常時の皮膚や筋肉の触感」がある。
という感覚を考えずに手が理解できれば良いと思います。
僕の場合は、
整体やカイロプラクティックの勉強をする前に
鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師の
国家資格を取るために専門学校で、
解剖学を勉強したのと
「朝から晩までマッサージ」という時期が
5年ほどあったのが役に立ちました。
「感じ取る能力」は
ただ触るだけでは身に付かないので、
僕は毎日毎日、解剖の教科書と
患者さんの身体のイメージを照らし合わせながら
マッサージしてました。
大事なのは「解剖学的イメージ」ですね(笑)
秦野市渋沢の整体・カイロプラクティック・骨盤矯正の秦野カイロ治療院
ラベル:整体 カイロプラクティック