2018年09月22日

健診もガラパゴス化!?


日本にいると当たり前のように感じる人間ドックや
脳ドックは海外では全くおこなわれていないそうです左斜め下

【世界では誰も知らない脳ドック
 もし脳動脈瘤が見つかったらどうしますか?】


脳ドックは、MRIが普及してからできたもので、
これも日本だけで実施されている健康診断法です。

1988年3月に新さっぽろ脳神経外科病院で
未破裂脳動脈瘤検診を主目的とする
経静脈DSAによる脳ドックが始まり、

同年8月島根難病研究所でMRIによる無候性脳梗塞・
白質病変検診を主体とする脳ドックが開設されたのが始まりです。

現在ではMRI・MRA(MRIで血管を診る方法)で
脳やその血管を見ることが主な方法です。

他にMRI・MRAで頸椎、頚髄や頚部血管、
エコーで頚動脈を診たり、高血圧や高脂血症、
眼底検査などの脳卒中の危険因子見つける検査をします。

日本だけ「脳ドック」が普及した理由は?

ではなぜ日本だけでこのような脳ドックが発達したのでしょうか?
以下の表を見てください。

●人口100万人当たりのMRI台数(2014年)
【1】 日本:52
【2】 米国:38
【3】 韓国:26
【4】 イタリア:25
【5】 ギリシャ:24
【参考】OECD平均:14
(出典:OECD health care activities 2016より)

●人口100万人当たりのCT台数(2014年)
【1】日本:107
【2】オーストラリア:56
【3】米国:41
【4】デンマーク:38
【5】韓国:37
【参考】OECD平均:25
(出典:OECD health care activities 2016より)

ご覧のように、日本は「MRI」も「CT」も
人口当たりの台数が世界一多いのです。


とのコト。

※↑の引用させて頂いたリンク元の記事には
脳ドックの目的とわかることも説明されていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。


自分としては人間ドックや脳ドックは
受けたい人は受ければいいし、嫌ならやらなくても
全く構わない健診だと思っていますが、

脳ドックなどの結果が黒でも白でもなく、
グレーゾーンの場合に非常に気にする方が
多いのは問題だな〜と思います(ーー;)

そういう方の話を伺っていると、
何か悪い方向へ進むのでは?と悩み過ぎて
かえって病気になってしまうのではないかと心配にたらーっ(汗)

医療の世界はすごいスピードで進化しているけれど、
「今は問題ないけれど、今後は問題はあるかも?」という
曖昧な判断が下るコトが山ほどあるのが現実。

でも健診を受けた方は検査をしたのだから、
白黒ハッキリした答えが返ってくると思っているから
曖昧な返答をされると不安でしかたなくなってしまいますよねあせあせ(飛び散る汗)

だから結果に不安になってしまった場合に備え、
心をケアする為のカウンセリングが必要なんではないかと。

どうせ日本の健診が独自にガラパゴス化しているのなら、
身体の健診だけでなく、精神的なケアも同時にされるような
さらにガラパゴス化したシステムが出来上がることを願いますひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 23:58| 神奈川 ☁| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする