日本にいると当たり前のように感じる人間ドックや
脳ドックは海外では全くおこなわれていないそうです
【世界では誰も知らない脳ドック
もし脳動脈瘤が見つかったらどうしますか?】
脳ドックは、MRIが普及してからできたもので、
これも日本だけで実施されている健康診断法です。
1988年3月に新さっぽろ脳神経外科病院で
未破裂脳動脈瘤検診を主目的とする
経静脈DSAによる脳ドックが始まり、
同年8月島根難病研究所でMRIによる無候性脳梗塞・
白質病変検診を主体とする脳ドックが開設されたのが始まりです。
現在ではMRI・MRA(MRIで血管を診る方法)で
脳やその血管を見ることが主な方法です。
他にMRI・MRAで頸椎、頚髄や頚部血管、
エコーで頚動脈を診たり、高血圧や高脂血症、
眼底検査などの脳卒中の危険因子見つける検査をします。
日本だけ「脳ドック」が普及した理由は?
ではなぜ日本だけでこのような脳ドックが発達したのでしょうか?
以下の表を見てください。
●人口100万人当たりのMRI台数(2014年)
【1】 日本:52
【2】 米国:38
【3】 韓国:26
【4】 イタリア:25
【5】 ギリシャ:24
【参考】OECD平均:14
(出典:OECD health care activities 2016より)
●人口100万人当たりのCT台数(2014年)
【1】日本:107
【2】オーストラリア:56
【3】米国:41
【4】デンマーク:38
【5】韓国:37
【参考】OECD平均:25
(出典:OECD health care activities 2016より)
ご覧のように、日本は「MRI」も「CT」も
人口当たりの台数が世界一多いのです。
とのコト。
※↑の引用させて頂いたリンク元の記事には
脳ドックの目的とわかることも説明されていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。
自分としては人間ドックや脳ドックは
受けたい人は受ければいいし、嫌ならやらなくても
全く構わない健診だと思っていますが、
脳ドックなどの結果が黒でも白でもなく、
グレーゾーンの場合に非常に気にする方が
多いのは問題だな〜と思います(ーー;)
そういう方の話を伺っていると、
何か悪い方向へ進むのでは?と悩み過ぎて
かえって病気になってしまうのではないかと心配に
医療の世界はすごいスピードで進化しているけれど、
「今は問題ないけれど、今後は問題はあるかも?」という
曖昧な判断が下るコトが山ほどあるのが現実。
でも健診を受けた方は検査をしたのだから、
白黒ハッキリした答えが返ってくると思っているから
曖昧な返答をされると不安でしかたなくなってしまいますよね
だから結果に不安になってしまった場合に備え、
心をケアする為のカウンセリングが必要なんではないかと。
どうせ日本の健診が独自にガラパゴス化しているのなら、
身体の健診だけでなく、精神的なケアも同時にされるような
さらにガラパゴス化したシステムが出来上がることを願います
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