これから寒さが本格的になりそうですが、
高齢の方や乳幼児がいる場合は、
温熱器具の使い方には注意が必要ですよね
【気づきにくく重症化しやすい「低温やけど」の恐怖
〜冷やしてもダメ!消毒もダメ!】
低温やけどとは、40度から60度くらいの、
比較的低温で受けるやけどだ。
40度で約6時間、44度で2時間、
50度で2〜3分で低温やけどを生ずるが、
体質、部位、熱源によって時間は異なる。
人間の皮膚温は36度程度だが、40度でも長時間さらされれば、
皮膚のタンパク質が熱変性して壊死する。それが低温やけどだ。
温熱熱傷(熱湯、火焔、蒸気などの熱による損傷)の1つで、
低温熱源による熱傷を指す。起こしやすい部位は、
かかと、くるぶし、すねなど皮膚の直ぐ下に骨がある部位が多い。
また、低温やけどは、若い人よりも高齢者や
糖尿病などの持病がある人に起きやすい。
健康なら体をずらして避けられるが、
糖尿病の神経障害のために感覚が低下していたり、
脳梗塞や骨折などで体を動かしにくい状態なら、
湯たんぽなどに皮膚が長時間触れたままにになる。
寝たままの乳幼児にも注意が必要だ。
最初は、皮膚がやや赤くなる程度なので、
皮膚の変化も目立たず、痛みも弱い。
だが、数日後に皮膚が黒ずみ、
皮膚の深部に穴が開くように崩れる。
このように自覚症状が乏しく、
受診まで時間がかかることが多いため、
受診時には皮膚の皮下組織が破壊され、
手術が必要になる場合もある。
とのコト。
※↑の引用させて頂いたリンク元の記事には
低温火傷の原因や条件についても書かれていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。
使い捨てカイロや湯たんぽ、ファンヒーターや
こたつ、ホットカーペット等でも、
熱がこもる状態で使用すれば
皮膚との接触面の温度はかなり高くなるので、
熱感覚がシッカリしている若い方でも
使用したまま眠ってしまったりすると
容易に低温火傷を起こす為の温度と時間の条件は
そろってしまうので要注意
もちろん高齢者や乳幼児、
持病で感覚が鈍っている方は
さらに注意が必要ですよね。
厳しい寒さがもう少し続くようですが、
風邪にも火傷にも気を付けて
頑張りましょう
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