2017年12月29日

対処法よりも予防が大事!


たとえば嚥下機能が衰えていることなどが原因で
空気と食べ物が通る道の切り替えがうまく行かず、
お餅がのどに詰まって
完全に息が止まってしまった場合、
詰まったお餅をのどから素早く除去できないと
命を救うのは難しい状況になってしまいます左斜め下

【おもちによる窒息死を減らすために
 毎年1月は1300人の窒息死亡者】


ざっくり言えば、嚥下機能とは、
この切り替えを上手にする能力と言ってもいいでしょう。
この切り替えを含む一連の動きは、
極めて精密でいくつもの神経や筋肉が連動しています。

人間は、歳をとるにつれ
この切り替えを上手にする力が落ちてきます。
その理由は、舌やのどの筋肉が衰えたり、
注意が散漫になったりと様々なものがあるのです。

高齢者は特にご注意を

この嚥下機能は、一般的に
年齢が上がるごとに弱っていきます。
ですので、80歳を超えるような高齢者や、
医師から嚥下機能に問題があると
言われている人は注意が必要です。

そのような方でおもちを食べたい方は、
いくつかの工夫をすると良いでしょう。それは、

・人と一緒のときにだけ食べる

・小さく切ってから食べる

・急がず、ゆっくりとよく噛んでから飲み込む

などの工夫です。


とのコト。

※↑の引用させて頂いたリンク元の記事には
お餅による窒息死についてお医者さんの視点から
とても丁寧に細かく説明されていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。



食事中にむせるコトが多くなってきたら、
お餅を食べる時には要注意だし、
リンク先の記事を書かれた医師の方がおっしゃるように
高齢の方の場合は安全を考えればやっぱり
出来るだけ食べない方が良いかと。

たとえ若くても、ゆっくり良く噛んでから
飲み込むようにするのは基本だし、
あまり大きな状態で口の中いっぱいに
ほおばるべきではありませんよねあせあせ(飛び散る汗)

それからリンク先に記事に出てくる
ハイムリック法というのは患者さんが
自発的に咳き込んだり出来ない状態の時に
おこなう異物除去のやり方で、

“まず、患者さんの後方に回り背後に立ったら
両腕を患者さんの脇の下から腹部に回して
片方の手で握り拳を作ったら、
親指と人差し指のある側を患者の
おへそのすぐ上に当てる(必ずみぞおちより下に)
その握り拳をもう一方の手で包むように握ったら、
素早く手前上方に向かって圧迫するように突き上げる”


という方法です。
ただし、乳児や新生児、
妊婦さんには絶対にやってはダメexclamation

乳児や妊婦さんの場合は
背部叩打法(はいぶこうだほう)という、
患者さんの後方から手の平の付け根で
肩甲骨の真ん中を何度も強くたたく方法で


全く反応の無い方の場合もハイムリック法はダメexclamation
心臓マッサージによる心肺蘇生法が優先です。

お餅が美味しく感じる時期ではありますが、
幸せな気分は健康であってこそ感じられるモノなので
むせやすい方の場合は対処法よりも予防が優先exclamation×2
お餅などの喉に詰まりやすい食品は
出来るだけ食べないように気を付けましょうひらめき




ムチウチや寝違え、
ぎっくり背中の痛みの解消なら
秦野カイロ治療院




posted by 秦野の整体師 at 23:54| 神奈川 | Comment(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする