南極観測船は船体を氷に乗り上げることにより、
船の重量で厚い氷を砕きながら進めるのが特徴ですが、
船体を氷に乗り上げて氷を砕くのが基本のなので、
普通の船の船底についている横揺れを防ぐ為のフィンは無し(@_@;)
なので通常の船より激しく横揺れする欠点があり、
その結果、ひどい船酔いになる方が多いそうです
【乗り物酔いにならない秘密は呼吸法
「最悪の船酔い」南極観測船の研究に学ぶ】
過去の研究では車に酔う人は呼気(吐く息)の
二酸化炭素の濃度が低くなるという報告があるため、
実際に南極海を航海中の隊員の呼気の
二酸化炭素濃度を調べる実験を行なった。
観測隊の長谷川達央隊員(医療担当)を中心とした研究チームは、
オーストラリア・フリーマントルを出港後、
南極へ向かう3日間、14人の隊員の船酔い状態と呼気を調べた。
3時間ごとに隊員の船酔いスコア
(10段階で吐き気・ふらつき・頭痛などの重症度を評価)を聞き取り、
呼気中の二酸化炭素の濃度を測定した。
その結果、船酔いの症状がまったくなかったり、
軽くすんだりした隊員は7人で、
重度の船酔いになった隊員が7人いたが、
次のような違いが出た。
(1)船酔いの症状が重い隊員は、二酸化炭素濃度が
乗船前に比べ航海中は約0.5ポイント低くなった。
二酸化炭素濃度が低いということは、
それだけ呼吸によって十分な酸素を取り込んでいないことになる。
そのことが症状の重さにつながったとみられる。
(2)一方、症状がまったくないか、軽くすんだ隊員は、
二酸化炭素濃度が乗船前より約2.5ポイントも高くなった。
これは、何らかの方法で通常より多くの酸素を取り込み、
船酔いを防いだことになる。
とのコト。
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健康に関する記事が掲載されていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。
船酔い症状が重い方は酸素をうまく
取り込めていないというコトなので、
乗り物酔いするタイプの方が酔いそうな時は
身体に酸素を十分に取り込めるように、
とにかく落ち着いてゆっくり呼吸するのが良いそうです。
もちろん前日に十分な睡眠を摂り、
疲労を溜め込まないようにしておくのも大事だし、
空腹や満腹の状態も避けるべき。
鼻づまりも酸素不足になりやすいので要注意。
あとはキョロキョロせずに遠くを見る。
頑張りましょう
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