食事の量が少なくなりがちな高齢の方は
タンパク質だけでなく鉄分も不足しがちになるので、
鉄欠乏性貧血になりやすいといわれています

【貧血の高齢男性に骨折リスク増加】
ヘモグロビン値が低い人では骨折リスクが上昇することが、
既に報告されている。
研究グループは、高齢男性の貧血と
骨折リスクとの関係を検討するため、
2000〜02年の時点で65歳以上で、
2007〜09年の受診の際に自力で歩行可能かつ
股関節置換術や骨折の経験がなく、
血液検査データが得られた3,632人を7.2年(中央値)追跡した。
高齢男性の貧血と脊椎および
非脊椎骨折リスクとの関係を検討した。
その結果、ヘモグロビン値12g/dL未満の貧血がある場合は、
ない場合と比較して、すべての骨折リスクが1.67倍、
脊椎以外の骨折のリスクが1.70倍となった。
一方、脊椎の骨折は関係が見られなかった。
とのコト。
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健康関連の記事が掲載されていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。
貧血気味になると運動量も少なくなりがちになるから、
ますます骨折リスクが上がる悪循環に陥りやすいのかも。
年齢を重ねるとサッパリした食事を好む方が
多くなるので、タンパク質の摂取も
大豆食品などの植物性タンパク質を選びがち

ですが、植物性タンパク質に含まれる
非ヘム鉄と呼ばれる鉄分よりも、
動物性タンパク質に含まれるヘム鉄の方が
身体には吸収されやすいそうなので、
貧血予防を心がけるなら、少量でも
お肉を食べた方が効果的

頑張りましょう

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