2017年07月26日

適度は難しいけれど


常に無菌状態で生活するというコトはあり得ないので、
大人になるまでの間にさまざまな菌に対しての
ある程度の耐性を身に付けねばなりませんが、

免疫の発達の為にどの位の衛生状態に身を置くべきなのか?
というのはマニュアルがあるはずもなく(笑)
ハッキリしませんが、あまり清潔すぎる環境では
アレルギーを起こしやすくなるのは確かなようです左斜め下

【公園の「砂場」は病原菌や寄生虫の温床だが……
 子どものアレルギーとの不思議な関係】


一方で、子どもを砂場や不潔な環境から遠ざけることは、
別の問題につながる可能性もある。
「清潔すぎる環境に育った子どもは免疫の発達が弱く、
アレルギー性疾患になりやすい」という研究報告もあるのだ。

1994年にオーストラリアで国際小児喘息・
アレルギー調査機関(ISAAC)が行った調査で、
農村地帯ではアレルギーが少ないことがわかった。
農家の子は農家以外の子と比べて、
花粉症が3分の1、喘息は4分の1と極めて少なかった。

さらに2004年、ミュンヘン大学などの研究グループが
800人以上の子どもの生活環境を調べたところ、
アレルギーでない子どもの部屋のほこりから、
ある共通する成分が見つかった。

それは、大腸菌などの細菌の死骸から放出される
「エンドトキシン」という毒素だった。

エンドトキシンの主な発生源は家畜の糞で、
アレルギーのない子どもや家族は
家畜小屋などで多く過ごしているため、
日頃からエンドトキシンに晒されていたのだ。
その刺激で免疫機能が発達したのではないかと
研究者は報告している。


とのコト。

※↑のリンク元の記事には公園の砂場などにいる
細菌や寄生虫についても書かれてれていますので、
興味のある方は是非ご覧になってください。



自分が子供の頃は砂場に限らず、あちこちで
地面を掘り返して泥遊びをしたものですが(^_^;)

本能的に日陰の場所はなんだか怖い気がするし、
気のせいか日陰の地面の独特の匂いを感じて
遊ぶのを避けていた覚えがあります。

今考えてみると、きっとカビや
コケなどの菌類の匂いがしていたのかな。
どっちにしても日陰や嫌な匂いのする場所では
子供を遊ばせるべきではありませんよね。

適度に雑菌に慣れていくのは
ドコに正解があるのか分からないけれど、

「生後3年間までに自宅で飼い犬と触れ合う機会が
多かった乳児は、アトピー性皮膚炎発症リスクが低下」

という結果もあるし、

ベルギーの研究でも「農場で育った人はアレルギーや喘息に
悩まされる人がほとんどいない」
というデータがあるので
都会よりも田舎で飼育されている動物と触れ合って暮らす方が
適度に雑菌に対しての免疫を得るコトがしやすいのかも。

※ただし野生の動物に触れるのは
どんな寄生虫や細菌を持っているのか分からず、
とても危険なので避けるべきです!

あと、この時期は日当たりの良い海辺の砂浜で
砂遊びなども子供にとっては雑菌に慣れるのに
ちょうど良さそうに思えますよね。

日当たりが良く出来るだけ安全な場所で、
遠慮なく思いっ切り遊べる場所を
見つけておくのが大人の役目かも。

何だか久しぶりに海に行きたくなったから
良さそうな場所を探してみようっとひらめき




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ラベル:アレルギー
posted by 秦野の整体師 at 13:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする