大脳にある海馬は比喩表現ではなく、
本当に弾力がある方が記憶力が良いそうです
【運動すると記憶力がよくなる仕組みの解明に一歩前進】
実験の結果、海馬の弾力性と記憶力には正の相関関係があり、
海馬に弾力性がある人ほど、
記憶力がよい傾向があることがわかりました。
しかし、海馬の大きさと記憶力の間には、
関係性を見いだすことはできませんでした。
また、運動による効果を調べたところ、
酸素摂取量が多い人ほど海馬の弾力性があることがわかりました。
しかし、酸素摂取量と海馬の大きさには、関係がありませんでした。
以上の結果より、運動によって海馬の弾力性が増し、
その結果として記憶力がよくなる可能性が示されました。
これまでも運動によって、認知機能や記憶力が向上したり、
改善したりすることは指摘されていました。
今回ご紹介した研究では、海馬の弾力性によって
記憶力に違いがあることが示唆されました。
運動によって海馬の組織に構造変化が起こり、
これが記憶力に結びついているのだと想像できます。
とのコト。
※↑のリンク元の記事には脳の組織の
弾力性の測定の仕方や記憶力の測定の
実験方法について書かれていますので
興味のある方は是非ご覧になってください。
今回の実験では「最大酸素摂取量」というモノを
運動能力の目安としているのですが、
この最大酸素摂取量というのは、
「運動中に呼吸から体内に摂取出来る酸素の最大容量のコト」
最大酸素摂取量が高いと心肺機能を含めた
全身持久力が高くスタミナがあるというコトなので、
良く運動している人ほど数値が高いのが特徴。
だから酸素摂取量が多い人ほど海馬の弾力性が増す
=運動するほど海馬の弾力性が増す
というコトになる訳ですね
それにしても短期記憶を司るといわれる海馬ですが、
弾力性と記憶力に相関関係があるとは驚き
自分も頭が固くならないように
適度な運動を心掛けて
頑張ります
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