内科だけでなく耳鼻科や眼科、
整形外科なども同時に受診している方は
薬の重複や組み合わせに要注意です
【多剤服用の高齢者注意 効き過ぎ、重複、副作用の危険…】
加齢とともに、高血圧や骨粗しょう症など慢性の病気を抱え、
毎日飲む薬が増えがちだ。厚生労働省の調査によると、
二〇一五年に七十五歳以上の患者で一カ月に一カ所の薬局で
受け取る薬が七種類以上の人は、25・4%にも上る。
「高齢になると、肝臓や腎臓の機能が低下し、
飲んだ薬を分解して排せつするまでに時間がかかる。
若いときと同じ量の薬でも、効き過ぎてしまうことがある」と、
国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)
副院長で老年内科の荒井秀典さん(58)は話す。
よくあるのは、認知症に伴う症状を抑えるために薬を使うケース。
八十代の認知症の男性は、徘徊(はいかい)や
暴言、暴力などの症状があり、二種類の向精神薬を服用。
一カ月ほどで症状はおさまったが、
男性は食欲がなくなり、動かなくなった。
家族は認知症が進んだと考えていたが、
荒井さんは「認知症はゆるやかに進行する病気だ」と、
まず薬の影響を疑った。
薬が効き過ぎてぐったりしてしまった状態で、
薬を徐々に減らし一種類にすると、
男性は食欲を取り戻し、
生活にも活気が戻ったという。
とのコト。
高齢者の場合、症状によっては
薬の効き方の変化に対して
自分では自覚出来ない場合があるので、
自分の家族がどんな持病を持っていて、
どんな薬を普段から飲んでいるか?
薬の保管場所の含めてシッカリ情報が
共有出来るようにしておくべきですね
特に認知症やパーキンソン病の薬や
睡眠薬などは要注意
いつもと様子が違っておかしいな?と思ったら
お薬手帳と血液検査の結果を持参して、
早めに掛かりつけの医師に相談すべき
薬で逆に体調を悪くしない為にも
気を付けましょう
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