2017年01月12日

低ければ良いというのは間違い


高血圧が認知症の発症リスクを上昇させるというのは
以前から指摘されていますが、降圧剤などで下げ過ぎても、
認知症の発症リスクを上げるそうです左斜め下

【血圧は低すぎても高すぎても認知症リスク】

研究チームは、物忘れ外来のある2つの診療所に通っている
認知障害のある65歳以上の患者193名を対象に、
昼間の血圧の平均値が認知機能に
どのように影響しているか解析しました。

全体の73.3%が高血圧を合併しており、
69.8%が血圧を下げる薬を内服していました。

昼間の血圧の平均値で、
収縮期血圧128mmHg以下のグループ(56人)、
129-144mmHgのグループ(59人)、
145mmhg以上のグループ(57人)の3つにわけました。

結果としては、昼間の血圧の平均値が
128mmHg以下と低いグループでは、
その他のグループに比べて認知機能の低下が
大きいことが明らかになりました。

また、この傾向は降圧薬を内服している患者において
認められることがわかりました。今回の研究結果から、

認知障害のある高齢者に対して降圧薬で過剰に血圧を下げると、
かえって認知機能障害を悪化させる可能性があることがわかり、

収縮期血圧は130-145mmHg程度を目標とすると
よいのではないかと研究チームは結論付けています。

脳の血流を十分なレベルに維持するためには
血圧をある程度高く保たないといけません。

しかし、降圧薬などで血圧を下げ過ぎてしまうと脳血流が低下し、
認知機能に影響を及ぼす可能性があるといわれています。


とのコト。

上の記事中には「収縮期血圧は130-145mmHg程度を
目標とするとよいのではないか」と書かれていますが、
この数値を見て「高い」と思ってしまう方は
少し、見方を変えた方が良いかも。

現在、降圧剤に関しては、
必要ないのでは?という方も
処方されているコトが非常に多く、

とにかく高血圧は「悪」なので
下げなければいけないexclamation
思い込んでいる方が多いのが現状。

だけど実際には血圧も体温と同じで
上がり過ぎても下がり過ぎても駄目あせあせ(飛び散る汗)

調度良いレベルにすることが大事なのですが、
身体の状態によってその数値は変化するモノ。

例えば身体が脳に血液を送り届ける為に
血圧を上げたがっている場合に下げてしまうのは逆効果バッド(下向き矢印)

血圧や体温だけでなく食事や運動量も
自分にとって調度良いレベルを目指して
頑張りましょうひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 23:08| 神奈川 ☀| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする