寝不足は人間の記憶、感情、思考、感覚、言語、随意運動などの
中枢である大脳皮質の働きを鈍らせるコトが確認されました
やっぱり、人間が人間らしく生きる為には、
ある程度、充実した睡眠が必要だということですね
【寝不足だと、脳ではなにが起こるのか】
睡眠は体内の二つの「リズム」によってつくられています。
一つは「サーカディアンリズム(概日リズムとも)」です。
サーカディアンリズムは、地球の自転に合わせるように約24時間で周期する、
ほとんど全ての生物に組み込まれたリズムです。
もう一つのリズムは、起きていることで溜まってくる「疲れ」を感知して、
体が休息を欲する「睡眠欲求」とよばれるリズムです。睡眠欲求は
起きている時間の長さに従って高まっていき、眠ることで回復します。
規則正しい健康的な生活をしていれば、二つのリズムは同期して
約24時間で周期しています。しかし外国旅行で時差ボケを起こしたり、
徹夜が続いたりすると、二つのリズムがずれて体調にも悪影響を及ぼします。
今回の実験では、42時間の不眠をすることで人工的に時差ボケを起こし、
その間の脳の各領域の変化をfMRIで観察しました。
結果を大まかにまとめると、
脳の中心部にある「大脳辺縁系」とよばれる部分や
中脳、小脳、さらに間脳の「視床」は寝不足であっても、
サーカディアンリズムに従って動いていることがわかりました。
そのため、これらの部位は比較的寝不足の影響を受けにくいと考えられます。
これに対し「大脳皮質」といわれる部分は、
睡眠欲求リズムに従って動いていることがわかりました。
そのため寝不足になるほど、働きが鈍る傾向がありました。
大脳、とくに大脳皮質は人間の認知能力に大きく関わっているところです。
考えたり、注意を払ったり、また物事の判断をしたりするのはすべて大脳皮質です。
今回の実験から、寝不足になると、
これらの認知機能をつかさどる領域が
とくに影響を受けやすいことが明らかになりました。
とのコト。
睡眠不足は百害あって一利なし。
大事なのは身体のリズムを乱さないコト
とにかく規則正しい生活と運動、
そして朝日を適度に浴びるコト
台風などの影響で気候の変化が激しく、
夏の疲れが出やすい時期だからこそ、
睡眠が重要になります。
疲れをいつまでも持ち越さないように、
生活リズムを整えシッカリと身体を休めましょう
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ラベル:睡眠