2016年08月14日

熱中症?回転性の目まいの時は要注意!


熱中症と脳梗塞。
もし目の前で起きた時に判断を間違えると、
悔やんでも悔やみ切れない結果になってしまうかもしれません左斜め下

【熱中症だと思ったら「夏の脳梗塞」だった その見分け方】

炎天下で足元がふらふらし、意識がぼーっとする。
熱中症と脳梗塞に共通する症状で、両者は区別がつきにくい。
しかも、脳梗塞は冬場になるケースが多いとの先入観もある。

「しかし6〜8月の夏場に脳梗塞を発症する確率も決して低くありません。
冬は寒さから血管が収縮し、高血圧で発症しますが、夏は大量の発汗で
脱水症状をきたし、血液の粘度が増す血液濃縮と低血圧が起こり、
血管が詰まりやすくなる」

実際、国立循環器病研究センターの調査によると、
2008〜13年の6年間の脳梗塞患者の件数は
春(3〜5月)961件、夏(6〜8月)1004件、
秋(9〜11月)917件、冬(12〜2月)966件だった。

実は、脳卒中のうちでも脳梗塞に限っては、
夏季に発症しやすいのである。
ではどうすれば、熱中症と脳梗塞を見分けられるのか。

「熱中症と脳梗塞に共通する症状は、
目まいと意識障害です。このうち目まいには、
ふわふわとした布団の上を歩くような浮遊感があるものと、
グルグルと頭や体が回ってしまう回転性のものがある。
後者であれば、脳梗塞を疑い、すぐに医療機関にかかってください」

「ポイントは、脳梗塞であれば、体の全体ではなく、
左右のどちらかに悪い反応が出るということです。
それを見分けるのにバレーサインというチェック法があります。
まず目を瞑って、両腕を“前にならえ”の格好にします。
この時、両腕の高さを同じにしようと思って上げてください。
そして10秒ほど経ってから、目を開けます。
この時、どちらか片方の腕が下がっていれば、
麻痺状態を起こしているサインになります」

他にもポイントはいくつかある。

「まず第一に体温を挙げます。熱中症になった場合は、
少なくとも体温が38度以上になり、体がものすごく熱くなる。
一方、脳梗塞になっても、体温は特にあまり変化しません」


とのコト。

●回転性の目まい、
●意識がハッキリしない、
●呂律が回らない、言葉が出ない、
●表情に歪みがある
●体温の上昇が見られない、
●目を閉じた状態で両腕を水平に保持できない、

等の症状が見られたら要注意。
時間を確認して、即、救急車を呼ぶべきですexclamation×2

夏場は脱水症状が脳梗塞の引き金になっている可能性もありますexclamation
血液検査で脱水症状が確認されても熱中症とは限りませんexclamation
若くて元気な少年少女でも脳梗塞の可能性はありますexclamation

気温が高い→目まい+意識低下=熱中症と決め付けずに、
症状をよく観察して慎重に判断するように心掛けましょうひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 19:54| 神奈川 ☀| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする