人間の脳の不思議な可能性には
毎回毎回、驚かされてばかりです
【仮想現実トレーニングなどでまひの状態が大きく改善、研究】
報告によると、下肢が完全に使用できなくなった
男性6人と女性2人全員の状態が大きく改善したという。
うち4人について医師らは「部分まひ」の状態に改善したと判断した。
非侵襲的な方法によるものとしては、
過去に聞いたことがないレベルの改善ぶりだという。
新たな試みでは、リハビリはまず患者が自分の化身(アバター)を
仮想現実環境内で操作する方法を習得することから始まった。
この際に患者は、脳波を記録するため11個の電極がついた
ぴったりした帽子をかぶった。
最初は、デジタルの3次元世界に没入して歩くことを想像するように求められたが、
脚の運動制御に関連付けられた脳の部位は点灯しなかった。
だが数か月の訓練を経ると、脳の長らく眠っていた部分が覚醒し始めた。
この段階で、患者らは姿勢やバランス、上肢を使用する能力の
制御などを必要とする、より難しい器具へと進んでいった。
これには、体の体重を支える頭上ハーネスなど理学療法センターで
よくある器具だけでなく、アメリカンコミックのヒーロー
「アイアンマン」のパワードスーツに似ていなくもない外骨格装置も使われた。
状態が改善した患者たちの体内で実際にどのような現象が起きたのか、
まだ明らかになっていない。
とのコト。
それにしてもリハビリのみで下半身の完全麻痺から
部分麻痺のレベルにまで回復したというのには驚き
アバターを操作しているうちに
だんだんと下肢の感覚を取り戻していったんだろうけど、
残っている神経線維さえあれば、命令は筋肉に行くわけで、
それが行なわれない麻痺の状態というのは、
脳がいくら命令しても筋肉が反応しないから、
脳が諦めてしまった状態だったということかな?
そう考えると、麻痺というのは場合にもよるのだろうけど、
脳が客観的に、アバターが動く様子を見て、
筋肉が反応する錯覚を起こして、筋肉を動かす為の命令を
再度出し始めるというのにも納得
何事も諦めずに工夫を凝らし、
様々な方法を試してみるべきだと
改めて感じさせられた研究でした
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