2016年07月24日

物語の感想を聞けば認知機能がわかる!?


高齢者の場合、本を読んだり映画を観たりした後に、
物語の明るい部分やクライマックスしか
覚えていないようだったら、
認知症の始まりかも?デス左斜め下

【いいことばかり覚えている高齢者
 それアブナイ、認知症の始まり?】


研究チームは、記憶力が正常な平均年齢75歳の高齢者32人
(男性11人・女性21人)に物語をいくつかを朗読してもらい、
内容をできるだけ詳細に暗記するよう求めた。

物語は、主人公の運命の変転や感情の起伏が激しいものから
ストーリー変化の穏やかなものまで、異なるジャンルを選んだ。
そして、朗読の20分後と1週間後の2回、
それぞれの物語の内容を細かく思い出してもらった。
また、これに加えて認知能力を調べる記憶力テストも行なった。

その結果、記憶力テストの成績が悪かった人は、物語のよかった部分
(明るい内容や劇的なクライマックスなど)はよく覚えていたが、
中立的な部分(物語のあらすじや個々の細かいエピソード)や
悪かった部分(暗い内容や悲劇)はあまり覚えていなかった。

記憶力が悪い人ほどその傾向が強まった。

一方、記憶力テストの成績がよかった人は、
中立的な部分と暗い部分はよく覚えていたが、
よかった部分はあまり覚えていなかった。

物語には、「正」の情報(明るい話)、
「中立」の情報(あらすじ・細かいエピソード)、
「負」の情報(暗い話)の3つがある。
「正」「中立」「負」の全部を記憶するのは大変だ。

そこで、記憶力の高い人は「正」の情報をあえて犠牲にして、
「中立」と「負」の情報を記憶した。ところが、
記憶力が落ちた人は3つのうちで1つしか記憶できないため、
あえて明るく気持ちがよい「正」の情報を選んだというわけだ。
これを脳の「陽性効果」と呼ぶそうだ。


とのコト。

脳の認知機能を活性化させる為に
気持ちの良い情報を求めるのか?
または認知機能が低下しているから
気持ちの良い情報しか覚えるコトが出来ないのか?

今の段階ではどちらかハッキリしませんが、
どちらにしても、家族で一緒に見る映画や
本などの物語の感想から判断できれば、
初期段階で認知機能の低下を見つけるには
とても良いテストかと。

気を付けましょうひらめき



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ラベル:認知症
posted by 秦野の整体師 at 20:14| 神奈川 ☀| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする