2016年02月15日

男らしいと免疫力が下がる!?


以前から男性ホルモンである
テストステロンについては、

体の免疫反応を弱めている
可能性があると指摘されていマス左斜め下

【若い男性は
 インフルエンザワクチンの効果が少ない?】


一般に男性は女性に比べて、
細菌やウイルスに感染しやすく、

インフルエンザについても
男性の罹患率の方が高いことが
以前から知られていました。

また男性は女性に比べて、
はしか、肝炎などのワクチンの効果が
出にくいことも知られていました。

研究チームは、20〜89歳までの
男性34人、女性53人を対象として、

08〜09年のインフルエンザシーズンに、
インフルエンザワクチンによる
免疫反応に関する研究を行いました。

その結果、
A型のH3型とB型については、

男性よりも女性の方が、
ワクチン抗原に対して、

抗体を産生する効果が
高いことがわかりました。

一方、同じA型でもH1型は、
男女に抗体産生の効果の差は
見られませんでした。

また、女性の方が、免疫反応を表す
血液物質(炎症性サイトカイン)の値が
高い傾向がありました。

また男性においては高齢者よりも、
若者の方がこの炎症性サイトカインが
少ない傾向がありました。

男女差や年齢差が生じる
原因を調べるために、

男性ホルモンである
テストステロン値が測定されました。

同じ男性でもワクチンによる
免疫効果が高い人は、

テストステロン値が
低い傾向があったのです。

男性ホルモンは加齢とともに
低下する傾向があります。

若い男性の方が、ワクチンに対して
炎症性サイトカインの産生が少ないことは、

テストステロンがワクチンに対する
免疫反応を直接的に抑えている
可能性があります。


とのコト。

テストステロンは、
精巣の発達や筋肉の増大、

攻撃性に関わるとされる
男性ホルモンですが、

何故か同時に免疫機能を抑制する
働きもあると見られていて、

その理由については
まだハッキリとはしていませんが、

例えば、宦官の場合、
思春期以前に去勢を施されると、

去勢されていない男性に比べて
14〜19歳寿命が長くなるという
データもあるくらいたらーっ(汗)

とにかく現時点では
特に若い男性の場合はワクチンを
接種したからといって油断せずに、

手洗い、うがい、マスクなどの
予防をシッカリとするのが重要exclamation×2

頑張りましょうひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 22:17| 神奈川 ☔| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする