もし、転んだ時や、
重いものを持ち上げた瞬間に
肩に強い痛みが発生したら、
五十肩ではなく、
肩腱板断裂を疑うべきデス

【長引く痛み「五十肩」じゃないかも
「肩腱板断裂」疑って】
中高年になって、自由に腕を
上げることができないほどの
肩の痛みに悩んでいる人も多いだろう。
「五十肩だから仕方ない」と
思い込む場合が多いが、
肩と腕の骨をつなぐ
腱板という筋肉の束が
気付かないうちに切れる「肩腱板断裂」が
原因になっていることがある。
肩腱板は肩の中の四つの筋肉と腱の総称。
投球のように腕を回転させる動きに
重要な役割を果たしている。
四十歳以上になると、
この老化で重い荷物を持ち上げたり
転んで手をついたりなど、
軽い衝撃で切れることがある。
利き腕に発症しやすく、
特に仕事や運動で肩を
酷使してきた人は要注意だ。
肩腱板には四つの腱があり一つが切れても
肩が全く動かなくなることはない。
またエックス線に腱板は写らないため、
知識がないと断裂の診断が難しくなる。
早期に診断され断裂が小さければ、
湿布や服薬、注射で炎症を抑え
リハビリで残った腱板を鍛える。
多少の筋力低下や
肩の動きの不自由さは残るが、
我慢できる程度なら
こうした保存的治療を採用する。
▽痛みが半年以上続く▽断裂が大きい
▽肩の機能回復が十分でない−といった場合は
切れた腱を骨につなぐ手術へ。
技術が進む内視鏡手術では
術後三日程度で退院できるなど患者負担も少ない。
自分でも比較的簡単に見分ける方法がある。
一つは、腕の上下で異音がする、
または引っ掛かる感じがあるかどうか。
もう一つは、あおむけに寝て
腕を伸ばしたまま胸の前に上げていくテスト。
関節が固まって垂直程度にしか
上がらないのが五十肩。
痛くても頭の方まで動かせたら肩腱板断裂を疑う。
「腕が動く範囲で比べると、
肩腱板断裂の方が軽症に見えてしまうのも注意点」。
とのコト。
肩腱板断裂でも
可動制限がある方もいるし、
あからさまに断裂した瞬間が
分からない場合、
肩腱板断裂かどうかの
判断が難しいデスよね

五十肩の場合、
肩が一番高く上がった所で
痛むことが多いけど、
肩腱板断裂の場合、
肩の動かし始めや途中で
痛みが出やすいのと、
肩を動かしたときに音がするコトが
見分けるポイントかな。
あとはやっぱり画像診断

レントゲンでは肩の関節の隙間が
狭いくらいしか分らないけど、
MRIなら断裂の古さや
筋肉の萎縮の程度、
腱の状態も分かりやすいので、
自分でテストしてみて
肩腱板断裂かも?と思ったら、
MRIがある病院へ行くようにしましょう

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