2015年08月21日

脳に電流を流して技術向上!?


古代ローマでは関節痛、頭痛、
てんかん等にシビレエイによる
電気治療が利用されていたそうデス左斜め下

【脳卒中やうつ病に電気刺激、
 芸術家やアスリートの能力まで
 引き伸ばせる可能性を指摘】


今回の研究グループが注目した
電気による治療は2つの方法。

「経頭蓋直流電気刺激法(tDCS)」と
「経頭蓋交流電気刺激法(tACS)」という。

どちらも頭に2つの電極を付け、
弱い電流を流す方法となる。

2つの方法の違いは、
流す電流が直流か交流かという点で、

tDCSは直流、tACSは交流となっている。

いずれも脳卒中後の障害をほか、
神経の問題を軽くするために実施されている。

痛くない上にほとんど副作用がない。

研究グループは2013年に、
新しい方法を開発した。

「経頭蓋パルス電気刺激法(tPCS)」と
名付けられたこの方法で、

これまでのように継続的に
脳に電流を流すのではなく、

オンオフを繰り返して
電流を繰り返し瞬間的に流し、

脳にパルス刺激を与える方法になっている。

ポイントは、脳ニューロンの興奮の程度を
従来のtDCSに比べて顕著に高められるところ。

いろいろ試したところ、
パルスの間隔が短いほど、

脳ニューロンを興奮させる
効果が大きいと分かった。

パルス自体も長いほど興奮を高められる。

研究グループは例として、
ピアノ演奏を挙げて説明している。

練習を重ねるほど、
演奏技術は徐々に向上していく。

この上達は、脳ニューロンの
興奮を強めてこそ起こってくる。

tDCSよりも脳ニューロンの興奮を
強く誘導する今回の新技術tPCSは、

体の動きを伴う訓練を
より早く習得できるようにする
可能性も秘めるようだ。

例えば、脳卒中、神経障害、
精神障害、痛みの治療など、

tPCSにより、繰り返し作業をして
訓練するときの効果を高められる可能性がある。


とのコト。

成長段階で無意識に
その方法を身につけてしまった為、

普段は全く意識はしないけど、
身体を動かすというのは、
結構技術が必要なモノあせあせ(飛び散る汗)

身体が動かなくなって初めて
その大変さに気が付くのだろうけど、

今回のtPCSというのは
健康な方でも技術向上の為に
利用できるわけだから、

病気の方だけでなく、
あらゆる方面で
技術を向上させたい方は

近い将来、脳に電流を流しながら
訓練するのが当たり前になるかもexclamation&question

どんな未来になるのか
楽しみデスねひらめき



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posted by 秦野の整体師 at 07:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする